モルタル壁の補修方法を解説!ひび割れや剥がれをDIYで解決する方法

DIYに興味があり、モルタル壁の補修を自分でやってみたいと考えている方へ。
モルタル壁のひび割れや剥がれは、放置すると雨漏りや建物の強度低下に繋がることがあります。
この記事では、モルタル壁の補修に必要な知識や手順を解説していきます。

外壁補修工事

□モルタル壁の補修が必要になる原因

モルタル壁は、経年劣化によって様々なトラブルに見舞われます。
中でも、ひび割れや剥がれは、見た目の悪さだけでなく、建物の構造にも影響を与える深刻な問題です。

1: ひび割れ
モルタル壁のひび割れは、「ヘアクラック」と「構造クラック」の2種類に分けられます。
ヘアクラックは幅が0.3mm未満、深さが4mm未満の浅いひびで、構造クラックは幅が0.3mm以上、深さが4mm以上の深いひびです。
構造クラックは、放置すると建物の基礎部分が腐食する可能性があり、早急な補修が必要です。
ヘアクラックはすぐに補修する必要はありませんが、放置するとひびが大きくなってしまうため、早めに補修計画を立てることをおすすめします。

2: 剥がれ
モルタル壁の剥がれは、経年劣化や雨水による浸水などが原因で起こります。
剥がれた部分は、雨水や湿気を含みやすくなり、カビやコケが発生しやすくなります。
また、モルタルの強度が低下し、建物の構造にも影響を与える可能性があります。

3: カビやコケ
モルタル壁にカビやコケが発生すると、見た目が悪くなるだけでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
カビやコケは、湿気を好み、日当たりの悪い場所に発生しやすいです。

これらのトラブルは、放置すると深刻な問題に発展する可能性があります。
そのため、早期の補修が重要です。

外壁補修工事

□モルタル壁の補修手順を解説

モルタル壁の補修は、適切な手順で行うことで、DIYでも安全に、そして綺麗に仕上げられます。

1: 補修前の準備
モルタル壁の補修作業を始める前に、適切な準備が必要です。

・必要な工具や材料を揃える
補修材は、壁の状態や劣化の程度に応じて選ぶ必要があります。
適切な補修材を選ぶことで、補修作業の質が大きく変わります。

・清掃を行う
補修箇所をブラシなどで丁寧に清掃し、塵やゴミを取り除きましょう。
これにより、補修材がしっかりと壁に定着しやすくなります。

・安全な作業環境を確保する
作業中は、粉塵などが発生するため、マスクやゴーグルなどの保護具を着用しましょう。
また、作業場所の周りを整理整頓し、転倒防止対策も忘れずに行いましょう。

2: ひび割れの補修
ひび割れの補修は、以下の手順で行います。

・ひび割れ部分を清掃する
ひび割れ部分をブラシなどで丁寧に清掃し、ゴミや汚れを取り除きましょう。

・補修材を塗布する
ひび割れに沿って、補修材を塗布します。
補修材は、ひび割れの幅や深さに合わせて適切なものを選びましょう。

・補修材を乾燥させる
補修材が完全に乾燥するまで待ちましょう。
乾燥時間は、補修材の種類によって異なりますので、商品に記載されている指示に従ってください。

3: 剥がれの補修
剥がれの補修は、以下の手順で行います。

・剥がれた部分を完全に除去する
剥がれた部分を完全に除去します。
ハンマーやスクレーパーなどを使って、剥がれやすい部分を丁寧に剥がしていきます。

・清掃を行う
剥がれた部分を清掃し、ゴミや汚れを取り除きましょう。

・新たなモルタルを塗布する
剥がれた部分に、新たにモルタルを塗布します。
モルタルは、水を加えて練り、適切な硬さに調整します。

・モルタルを乾燥させる
モルタルが完全に乾燥するまで待ちましょう。
乾燥時間は、気温や湿度によって異なりますので、環境を考慮しながら十分な時間を確保しましょう。

外壁補強工事

□まとめ

モルタル壁の補修は、放置すると深刻な問題に発展する可能性があります。
この記事では、モルタル壁の補修に必要な知識や手順を解説しました。
適切な準備、ひび割れや剥がれの補修方法を理解することで、DIYでも安全に、そして綺麗に仕上げられます。
自信を持ってモルタル壁の補修に挑戦してみて下さい。

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