外壁塗装における弾性塗料のメリットとデメリットについてご紹介します!

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弾性塗料とは、ゴムのような柔軟性と伸縮性を併せ持った塗料のことです。
建物のヒビ割れ対策として使用されることが多いですが、具体的にどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
そこで今回は、弾性塗料のメリットとデメリットについてご紹介します。
外壁塗装をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

□外壁塗装における弾性塗料のメリット

まずは、外壁塗装における弾性塗料のメリットについてご紹介します。

1.防水性が高い

弾性塗料は、外壁にしっかりと密着してくれるという性質があります。
この性質により、塗料が外壁を包んで保護してくれるため、雨水が塗膜の内側へと侵入するのを防ぎます。
そのため、弾性塗料で塗装した外壁は、防水性が高いのが特徴です。

2.ヒビ割れに強い

弾性塗料は、ゴムのように伸縮性のある塗料であるため、塗膜がヒビ割れしにくいというメリットがあります。
そのため、建物の外観を綺麗に保ちやすくなるだけでなく、雨風からも建物全体を守ってくれます。

□外壁塗装における弾性塗料のデメリット

上述したように、弾性塗料は、防水性が高くヒビ割れに強いという特徴があることが分かりました。
それでは、一方で、弾性塗料にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。

1.耐用年数が短い

弾性塗料は、ヒビ割れに強いものの、耐用年数は10年前後と短いです。
しかし、弾性塗料は他の塗料に比べて重ね塗りをすることが多く、分厚くすることで耐用年数を延ばすという方法が考えられます。

2.膨らみやすい

弾性塗料は、密着力が高い分、通気性が低いです。
これにより、内側から外側へと湿気を逃せないため、塗膜の一部が膨らみやすくなってしまうというデメリットがあります。

3.窯業系サイディングの外壁には使用できない

弾性塗料は、セメントに繊維質を混ぜて板状に形成した外壁材である窯業系サイディングの外壁には使用できないというデメリットがあります。
これは、窯業系サイディングに断熱材が含まれており、外壁が高温状態になると、表面に塗装した弾性塗料が柔らかくなりすぎて、劣化現象が生じてしまうためです。

□まとめ

外壁塗装における弾性塗料のメリットとデメリットについてご紹介しました。
外壁塗装用の塗料を選ぶ際は、ご自宅に使用されている建材との相性も考慮する必要があります。
当社では、お客様のご要望を伺いし、事前調査を行った上で、施工をさせていただきます。
外壁塗装をお考えの方は、お気軽に当社にご相談ください。

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