外壁塗装をお考えの方必見!外装の剥がれの原因とは?

家の外装は毎日降り注ぐ紫外線や雨風にさらされており、日々少しずつ劣化していきます。
皆さんの家の外装はどうでしょうか?ひび割れや膨れ、外装がはがれていたり、外装を手で触ると白い粉がついたり、カビやコケや藻が生えていたり、サビがついていたりしませんか?

そんな外装の劣化の症状の中でも早めに対処しておきたいのは「外装の剥がれ」です。
外装が剥がれていると、そこからあっという間に剥がれている面積が広がってしまいます。
そこで今回は、外装が剥がれてしまう原因についてお話しようと思います。

~外装が剥がれてしまう原因について~

◯下塗り材の下地との相性の悪さ

外壁塗装で塗料を塗布する作業は基本的に三回あり、下塗り、中塗り、上塗りと行われます。
また、下塗りは下塗り専用塗料を使って塗っていきます。

中塗りと上塗り塗料は同じ塗料であることが多く、外壁を美しく見せるための美観の機能と、紫外線や雨風から外壁の劣化を防ぐ、防水保護の機能を持っています。
それに対し、下塗り用の塗料は「外壁下地」と「塗料」の密着性を高めるための接着剤のような役割を果たしています。

そのため、下地の状態や材質をしっかり調べずに下地材を選択してしまうと、後から塗った塗料がうまくつかずに剥がれの原因になってしまいます。

◯下塗り材が適切な量と方法で塗られていない

下地に塗る塗料には適切な希釈量、1平方メートルあたりに塗る量、塗る回数、乾かす時間などが決まっています。
これを守れていなかった場合も下塗り塗料がうまくついておらず剥がれの原因になることがあります。
このような下塗り材のミスがあったとしても、塗った直後はきれいに塗られて見え、雨風にある程度さらされてから剥離してくるので、発覚が施工完了後~数年たってからの場合もあります。

◯下地の処理不足

下地処理には、高圧水洗浄、補修作業(クラック、爆裂などの補修)、ケレン作業(サビや旧塗膜を削り落とす作業)などの様々な工程があり、それぞれにさらに適切な施工方法が決まっています。

例えば、下地処理に使う洗浄機については、高圧洗浄機5~15MPaの水圧で行う必要があり、家庭用の高圧洗浄機ではだめで、必ず業務用を用意する必要があります。
クラック補修はクラックの幅や溝の深さに応じてV字カット工法などで補修する必要があります。
このような決まりを守らずに下地処理をしてしまうと上塗りの塗装がはがれてしまう原因になります。

このように外装が剥がれてしまう原因は、業者のミスがほとんどです。
低予算での外装塗装受け入れや短時間での塗装をするような塗装業者に頼む際には下地処理や下塗りがしっかり行われているかしっかりとチェックし、予算や時間に余裕がある場合には安心して依頼できる塗装業者に外装塗装を依頼するとよいでしょう。

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