屋根塗装は必要ない?屋根塗装を放置しているとどうなるのかご紹介します!

「屋根が破損していないから、屋根塗装は必要ないのではないか。」
塗装には塗膜によるコーティングでの防水効果やさびを抑える効果、紫外線のエネルギーを反射する効果があります。
この記事では、屋根塗装の必要性と放置することで生じる問題、塗装する必要がない種類について解説します。
ぜひこの記事をお役立てください。

□屋根塗装の必要性とは

「屋根塗装は必要ない。」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
屋根塗装は、家を守るために必要です。

また、塗膜は数年経過することで、保護機能が失われ、塗装をし直す必要があります。
もし塗装し直さなければ、屋根の劣化が急激に進んでしまうことに注意しましょう。
それでは、塗装にはどのような役割があるのでしょうか。
ここからは、役割についてご紹介します。

1つ目は、屋根を綺麗にすることです。
屋根に色やつやを表現し、住宅を美しくできます。
屋根の色は住宅のイメージを大きく変えるため、イメージしやすい方がいらっしゃるのではないでしょうか。
元の色に塗り直すことや、異なる色に変えられるため、塗装をきっかけに家の印象を変えられますよ。

2つ目の役割は、雨や紫外線、さびから守ることです。
金属屋根やセメント瓦などの屋根は、それぞれ紫外線や雨、さびの発生に対する耐久性が高くないため、塗装による保護がないと劣化してしまいます。
そこで塗装をすることによって、その影響を最小限にとどめられます。

例えば、雨に対しては、防水効果があります。
セメント瓦のようなセメントを含む屋根は水を吸い込みやすい傾向にあります。
そこで、塗膜で表面をコーティングすることによって防水をします。

また、紫外線に対しては、塗膜が紫外線のエネルギーを反射することで直接屋根に影響を及ぼすことを防止できます。

さらに、水と酸素を通さないことによって、さびの発生も抑えます。
さびが発生する原因は、水と酸素です。
塗膜の効果により、さびの発生を抑制します。

3つ目は、遮熱や防汚の機能で生活を快適にすることです。
塗装によって、家に遮熱や断熱、防汚、弾性のような機能を付加できます。
例えば、遮熱機能がある塗料を用いることで太陽からの熱を反射して屋根表面の温度を低くし、熱が原因で屋根が劣化することをある程度避けられます。
以上のように、塗装によって屋根の機能を向上でき、より快適に生活できます。

□屋根塗装を放置すると起こる問題とは

「屋根塗装はしなくても大丈夫。」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
実は、屋根塗装をしなければいくつか問題が生じてしまいます。

1つ目の問題は、雨漏りです。
塗装せずに屋根の劣化を放置することによって雨漏りが発生し、雨水が内部まで侵入し、屋根材を劣化させる恐れがあります。
仮に室内に雨漏りを引き起こした場合、深刻な問題となる可能性があります。

屋根塗装は外壁と一緒に行っても150万円程度ですが、住宅の建て直しが必要となる場合は、2000万円程度かかります。
余計な費用をかけないために、屋根塗装は忘れないようにしましょう。

2つ目の問題は、強風による屋根の破損です。
屋根の塗装をしなければ、屋根材が紫外線や雨によって劣化してしまいます。
そして、屋根の劣化が進んでしまうと、強風で破損してしまう恐れがあるのです。

このような状況になってしまうと、莫大な費用が必要となってしまうため、屋根塗装は適切な時期に実施しましょう。

□屋根塗装が必要ない種類とは

ここまでは屋根塗装の必要性について解説しましたが、そもそも屋根塗装が必要無いという場合もあります。
屋根塗装が必要無い種類は、アスベストが含まれていないスレート屋根です。
具体的な種類は、「レサス」、「パミール」、「コロニアルNEO」などです。
これらの種類の屋根を使用している人は、塗装をしないように注意する必要があります。

その理由は、元々屋根が弱いからです。
このような屋根に塗装をするとかえって屋根をいためつけてしまい、逆効果になってしまう恐れがあります。
なぜかというと、塗装を行う時は、高圧洗浄で屋根の汚れを取るからです。

高圧洗浄は洗うというよりも削るというイメージで汚れを取り除きます。
この工程で屋根を削ることによって屋根の寿命が短くなる恐れがあるのです。

実際に、この種類の屋根に外壁塗装をしたものの、その2年後に台風によって屋根が欠けてしまったという例があります。
この場合、屋根全体を改修する必要があるため、かえってお金がかかってしまいます。
したがって、屋根の塗装をする時は屋根の種類を事前に確認しましょう。
そうすることによって、無駄な外壁塗装を行うリスクを小さくしましょう。

□まとめ

今回は、屋根塗装の必要性と放置することで生じる問題、塗装する必要がない種類について解説しました。
塗装をせずに放置することで、雨漏りが発生する恐れがあります。
室内に雨漏りを引き起こした場合は深刻な問題となる可能性があることに注意しましょう。
屋根塗装は適切な時期に実施することをおすすめします。

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