自宅の外壁を塗り替えたいけれど、塗料はなにを選べばいいかわからない方はきっと多いと思います。
適当に選んで塗ってしまってから問題が発覚するのを避けるためにも、塗料の種類とどんな塗料がどんな用途に適しているのかを学んで、賢くおしゃれな住まいづくりを目指してみてはいかがですか?
・塗料の種類
外壁塗装に使われる塗料は基本的に大きく分けて5つあります。
これらにセラミックを混ぜるなどして新しい塗料が開発されます。
1.アクリル系
旧来のアクリル塗料は値段が最も安いのが特徴ですが、耐用年数が3〜7年と他の塗料と比べて一番短く、塗り替えのために結局コストがかかるため最近ではあまり使わてれいません。
しかし、最近ではラジカル制御形塗料のような耐久性に優れた派生系新塗料が開発されており、普及が見込まれていて、注目されています。
2.ウレタン系
ウレタン系もシリコン系やフッ素系と比べて安価ですが、5〜10年と耐久性に劣るためあまり使われません。
ただし、下地との密着性が非常に高く、そういった利点を生かすために使われることもあります。
3.シリコン系
近年最も使われている塗料で、値段もそこまで高くなく耐用年数が10〜15年とコスパのいい塗料です。
色や機能もシリコン系塗料は様々で、実績もあるため採用されていると言えます。
取り扱いが多い分、なかには質の悪いものを販売される恐れもあるため、業者の見極めは非常に重要と言えます。
4.フッ素系
歯医者に行った時によく聞くあのフッ素を利用した塗料です。
この四つの中で最も高価ですが、その分耐用年数が15〜20年とその長さはピカイチです。
特に耐久性といっても、カビや汚れ、薬物(酸性雨含む)、紫外線に強いことが特徴です。
六本木ヒルズや東京タワーなど、塗り直すの難しい建造物に採用されています。
また、以前は値段がかなり高く一般家庭が使用するのは難しかったのですが、市場の価格競争によって私たちが使えるくらいの値段に落ち着きました。
5.その他塗料
太陽光の力使って汚れを落とす光触媒塗料や圧倒的耐用年数が見込まれる無機塗料など単価は高いですが、高性能な塗料が次々に開発されています。
これからは、もっと便利で安い塗料が出てくるかもしれませんね。
今回は塗料の種類について簡単に説明致しました。
どんなに高性能な塗料でも、塗り方ひとつ間違えればその効力を発揮できません。
正しい工法で正しい塗料を使うことが、素晴らしい住まいづくりへの第一歩です。
ハヤトリフォームは職人と塗料販売店が合体したプロフェッショナルの集団ですので、正しく適切な塗料選びのお手伝いや施工をいたします。
一度ご相談にいらしてください。