外壁塗装を検討する際、デザインも大事ですが、塗料の耐久性は特に重視すべきです。
塗料の耐久性とは「塗り替えの頻度」に直結します。
塗り替えにはその都度コストや手間が発生するので、高価でも耐久性の高い塗料は、塗り替えの長期的な費用を抑えることができます。
今回は、塗料ごとの耐久年数をご紹介します。
□塗料の良し悪しは何で決まる?
良い塗料を選ぶポイントは、どのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、「柔軟性」「防水性」「親水性」の3つを詳しく解説します。
*柔軟性
外壁は、目には見えない程度ですが揺れたり伸縮したりします。
塗料に柔軟性がないと、これらの動きに耐えられず、塗装に亀裂や剥がれが生じてしまいます。
柔軟性の高い塗料は、揺れや動きにも耐えるので、ひび割れを防ぐ効果があります。
*防水性、親水性
この2つは、それぞれ逆の効果です。
防水性の高い塗料は水に濡れず、雨水などによる劣化防止に効果があります。
一方、親水性は、水への溶けやすさを表します。
親水性が高いと、雨が降ったときに塗装の表面に水分が広がって、付着した汚れを浮かせる効果があります。
つまり、防水性は「汚れの付きにくさ」、親水性は「汚れの落ちやすさ」だと考えてください。
□人気の塗料の耐久年数と特徴
*ウレタン塗料
安さと柔軟性が持ち味の塗料で、耐久年数は8~10年です。
*シリコン塗料
コストパフォーマンス抜群の塗料で、耐久年数は10~15年です。
*フッ素塗料
防汚性が高く、紫外線に強い塗料で、耐久年数は15年~20年です。
*無機塗料
とにかく耐久性に優れた塗料で、耐久年数は20年~25年です。
一般的に、耐久年数が長いほど、価格も高くなります。
気候条件や立地にも左右されるので、目安だと考えてください。
□質と値段、どっちを優先する?
最初に述べた通り、値段を重視しすぎて、耐久性の低い塗料を選ぶのはオススメしません。
耐久性が低い塗料は頻繁に塗り替えを必要とするので、その分のコストや手間がかかってしまうからです。
質と値段のバランス、つまりコストパフォーマンスを意識するようにしましょう。
□まとめ
今回は、数ある塗料の中から、人気の塗料の耐久年数や特徴をご紹介いたしました。
費用を抑えることも大事ですが、質も重視して「値段の割に長持ちする」塗料を選ぶことが大事です。
当社では、塗料のことや工事のことなど、お客様の疑問や不安にしっかりと対応いたします。
お気軽にお問い合わせくださいね。