福岡の業者がご紹介、外壁塗装に使われる塗料の寿命について

「外壁塗装がどれくらい持つか知りたい。」
長い間住むうちに外壁塗装の寿命がどのくらいかが気になるかもしれません。
生活にも影響しますので、適切な時期を見極めて、外壁塗装をするかを判断したいですよね。
外壁塗装にふさわしいタイミングはいくつか挙げられますが、塗料の寿命に沿うのもおすすめです。
そこで今回は、外壁塗装に使われる塗料の寿命について福岡の業者がご紹介します。

□福岡の業者がご紹介、外壁塗装に使われる塗料の寿命について

外壁塗料には様々な種類がありますが、判断する指標の一つが、耐用年数です。
耐用年数とは、正常な性能をどのくらいの期間保てるのかを意味します。
年数が長いほど、耐久性が高いと考えると良いでしょう。
当然ですが、耐用年数が高いほど、価格も高い傾向が見受けられます。
ここでは、外壁塗装で用いられている塗料に関して、耐用年数を含めてご紹介しましょう。

*アクリル塗料

アクリル塗料は、モルタルのひび割れに対応します。
塗料の中でも古参で、特に発売当時は画期的な商品として重宝されました。
小規模な塗装の剥がれで、とにかく安く済ませるためにはおすすめです。
透湿性も高いため、軒天などに使うと美しく仕上がるでしょう。
耐用年数は4~7年ほどと考えておきましょう。
最近はほとんど使われていませんが、将来的に建て替えを検討する場合など一時しのぎが目的であれば良いかもしれません。

*ウレタン塗料

ウレタン塗料は、柔らかく密着性に優れているのが特徴の塗料です。
全体ではなくても、塗料の剥がれが気になる細部に利用されるのをおすすめします。
耐用年数は6~10年ほどと考えておきましょう。
アクリル塗料とウレタン塗料は、安い塗料の代表的な2種類です。

*シリコン塗料

外壁塗装で近年最も主流の塗料で、非常に安定した性質が特徴です。
耐久性と価格のバランスが良い点が人気を集めていきます。
カビや藻類に強く汚れにくい高耐候性の高いものもあり、色は650種類から選べます。
耐用年数は8~15年ほどと考えておきましょう。

*ラジカル塗料

ラジカル塗料は2012年に発売された比較的に新しい塗料です。
高緻密無機シールド層と呼ばれる機能を持っていて、ラジカルを抑制する効果があります。
ラジカルは、樹脂や顔料の有機物を劣化させるエネルギーによる塗膜の劣化です。
塗料を作る際に、酸化チタンと呼ばれる白色の顔料を使いますが、これに紫外線があたることでエネルギーが発生します。
このエネルギーは、塗料の樹脂に損害を与えるため、塗膜が傷み、徐々に機能を失うのです。
ラジカル塗料は、このラジカルを抑制し、紫外線があっても塗膜を安定させます。
結果的に、汚れにくく劣化を防ぐことが期待できるのです。
耐用年数は12~15年ほどを目安に考えておきましょう。
現時点ではシリコン塗料よりも高価ですが、今後価格が下がるとより主力になる存在です。

*フッ素塗料

耐久性が高い塗料の代表格で、相場自体は高価なものの、耐用年数が他と比べると長めです。
長期的な視点で考えると出費を抑えられるでしょう。
鉄骨や鉄琴コンクリートの建物と親和性が高いため、該当する家の方はご検討をおすすめします。
耐用年数は15~20年ほどです。

*遮熱塗料

遮熱塗料は赤外線を反射する顔料が混ざっていて、太陽からの熱をはじきます。
特に夏場に部屋が温まりすぎない点で重宝するでしょう。
また、熱の侵入が減る点は省エネにもつながります。
夏の冷房は、熱を除くために稼働し続ける必要があります。
しかし、この遮熱塗料を使うことで、強く稼働しなくても快適な室内空間が期待できるのです。
環境問題が話題になっている現在、塗料からエコに貢献できるのは魅力に感じるかもしれません。
自治体によっては補助金を受け取れる場合があるため、調べておくのをおすすめします。
耐用年数は、15~20年ほどを見込んでおくと良いでしょう。

*光触媒塗料

光触媒塗料は、表面に付いた汚れを光によって浮かせる機能を持ちます。
雨水などで落とせるため、掃除の頻度を下げられ美しさを保てるのが嬉しいですよね。
また、外壁のメンテナンスがとても優れていると言われています。
耐用年数は、15~20年ほどを見込んでおくと良いでしょう。

*無機塗料

耐久性が高いのが特徴で、塗料の中でもトップクラスの安定感を誇ります。
対候性にも強さを示すため、紫外線・降雨などでも劣化しにくいのが特徴です。
耐用年数は、15~20年ほどで、高くても長持ちさせたい場合には利用されると良いでしょう。

□まとめ

今回は、外壁塗装に使われる塗料の寿命について福岡の業者がご紹介しました。
価格の安さを重視したい場合には、アクリル塗料やウレタン塗料が挙げられます。
また、機能性が高い塗料は、フッ素塗料・遮熱塗料・光触媒塗料・無機塗料などです。
バランスを考えて、場所によって塗料の種類を変えるのもひとつの方法かもしれません。
ご自身が魅力に感じる観点を探して、塗料を選びましょう。

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