福岡市の方へ!和風の外壁塗装について塗装のプロが紹介します

福岡市にお住まいの方で、和風の外壁塗装に興味を持っている方はいらっしゃいませんか。
長年引き継がれている日本の伝統様式が好みだという方も多いでしょう。
そこで今回は、和風の外壁塗装について解説します。

□和風住宅の特徴と洋風住宅との違いについて

最近の新築では、和洋折衷や和風モダンといった、一見洋風なのか和風なのか判断がつきにくい住宅を多く見かけるようになりました。
しかし、まだまだ日本の伝統文化である和風住宅も人気が高いです。
外壁塗装について和風にするか洋風にするかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで、まず和風住宅の特徴を見ていきましょう。
和風建築は、主に木造軸組み工法が基本です。
柱と梁、筋交いなどで補強して家全体を組み上げていきます。
また大黒柱が中心にあり、家全体を支える構造をしています。
内装も柱と梁を活かした作りで、家全体が木の温もりを感じられる空間と言えるでしょう。
次に、和風住宅とは反対の洋風な住宅の特徴をご紹介します。
最近の洋風住宅の外壁は、サイディングといって、板状の壁材を外壁に貼り付けていくものが主流となっています。
素材は、樹枝系や金属系、窯業(ようぎょう)系などさまざまな素材やカラーがあるでしょう。
サイディングは、色や柄も豊富で思い思いのデザインを選べるため、近年人気が高くなっています。
和風住宅と洋風住宅の大きな違いは、和風住宅の方が自然由来の素材を使っていること、日本の風土に馴染む色合いが意識されていること、そして日本伝統の建築様式を用いるため独特の美しいシルエットであることが挙げられます。
また、サイディングではできないようなつなぎ目がなく壁一面を美しく仕上げられるのは、和風住宅における外壁塗装の特徴です。

□和風住宅で使われている建材と外壁塗装の際に気を付けたいポイントとは?

次に、和風住宅でよく使用されている建材をご紹介します。
まずは、最もよく使われている代表的な瓦です。
こちらは、街の日本家屋を見渡すとよく見かけますよね。
近年は、耐震性の向上を目指し、金属屋根材と瓦を組み合わせた屋根なども増えてきているでしょう。
2つ目は、防火性や調湿機能、防水性に優れた漆喰です。
漆喰とは、消石灰と呼ばれる水酸化カルシウムを主原料とした塗り壁材のことです。
漆喰壁は、「呼吸する」と言われていて、時間が経つほど強固となり、上記のような機能を持つと言われています。
また漆喰は、仕上げのバリエーションが色々あるのも魅力の1つと言えるでしょう。
3つ目は、塗る職人によって仕上げ方が変わるモルタルです。
具体的には、スタッコやリシン、ボンタイル等の仕上げ方があります。
これらの他にも、化粧垂木や、心持ち材(しんもちざい)、銅板などが挙げられるでしょう。
次に、これらの和風の素材を使う際に気をつけたいポイントを紹介します。
1つ目は、木材本来の風合いを残したまま外壁塗装を行うことです。
木材は、破風板や鼻隠し、軒天、化粧垂木などさまざまな場所に使われます。
しかし、木材の上から塗装してしまうと、木材の節や木目も潰されてしまうことがあるでしょう。
このようなことを避けるために、木目を残したまま塗料できる浸透型塗料やクリヤー塗料を使うことをオススメします。
2つ目は、建材の性質上あえて塗装を行わない、またはできない箇所もあることです。
代表例として粘土を高温で焼いた陶器瓦やいぶし瓦が挙げられるでしょう。
非常に耐久性が高いため、塗装による塗膜保護は不要です。
実は、塗り替え塗料も存在しますが、塗り替えてしまうと将来的に剥がれてしまう可能性があるかもしれません。

□色選び以外に注意すべきことを紹介!

最後に外壁塗装の色選び以外で注意しておくべきことをいくつかご紹介します。

*エクステリアの色も建物と合わせる
エクステリアとは、建物の外観全体を示す言葉であり、住宅の門、扉、塀、物置、カーポート、フェンス、郵便受け、植木などを指します。
これらの色を無視して外壁の色を選んでしまうと、塗装しても全体のまとまりがチグハグした家になってしまう恐れがあります。
このような失敗を避けるためには、実際の家の外観写真を使ったカラーシミュレーションなどを使って、予定している外壁の色とエクステリアパーツの色のバランスが良いかどうか確認しておくと良いでしょう。

*汚れやすさも気にする

白系やベージュ系の薄い色は、汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。
また、換気口の下や雨が当たりやすい窓サッシの下といった場所は、汚れが筋状になり古ぼけたように見えます。
汚れにくいような外壁を手に入れるためには、お住まいの家でどのように汚れるかも、塗装前に知っておく必要があるでしょう。
外壁塗装用の塗料には、付着した汚れを光に反応させて分解し、雨水で洗い落とす自浄作用を持つ広触媒機能付きの塗料もあります。
通行量が多い道路沿いや山や海から風が届きやすいエリアにお住まいの方は、このような塗料を検討すると良いかもしれません。

□まとめ

今回は、和風の外壁塗装について解説しました。
和洋折衷の家が増えてきましたが、日本の昔ながらの伝統に惹かれる方も多いでしょう。
これ機に和風の外壁塗装を検討してみてはいかがでしょうか。
福岡市で外壁塗装についてお困りの方は、ハヤトリフォームまでお気軽にご連絡ください。

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