2009年08月28日
古いコーキングの上に増し打ちする場合
可塑剤(かそざい)の入ってないノンブリードタイプのコーキングを使うことは
塗装業界では常識になっています。
なぜなら、可塑剤が含まれているものを使うと、
何年か経過したら黒ずんでくるからです。
でもノンブリードコーキングは
可塑剤を止める目的ではありませんので可塑剤がでてきます。
その処理方法は、バリヤプライマーで止めるのです。
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そして、シーリングテープを張りコーキングを増し打ちします。
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コーキングヘラで整えて
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最後にマスキングテープを剥がします。
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最近では下地調整でノンブリードのコーキングを使っていますが
可塑剤を止めるための処理(バリヤプライマー塗り)はほとんどしていません。
塗替えするときに、「コーキングはどんなタイプか?」と質問したり
「増し打ちする前に可塑剤を止めるバリヤプライマーを塗って下さい。」
など業者に希望するのもいいですね。
あまりにも詳しいので、きっと業者さんはビックリしますよ。