マットな外壁に仕上げたい!艶なしで外壁塗装する時の注意点とは

施工前

外壁塗装を検討する際に艶消し塗料をいう言葉を聞いたことがありますでしょうか。
艶消し塗料とは、その名の通り艶がない塗料です。
艶消し塗料にはどのような特徴があるのでしょうか。
そのような疑問にお答えするため、本記事では艶消し塗料と外壁塗装をする際の注意点について解説します。

□マットな仕上がりになる「艶消し塗料」とは

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艶消し塗料とは、艶がない塗料のことです。
「元から艶がない塗料」を使う場合と「元々は艶がある塗料に艶消し材を混ぜて艶消しをする」場合の2パターンがあります。

艶消し塗料で塗装することで、艶を抑えられてマットな仕上がりにでき、悪目立ちを防げます。
特に、モルタル外壁は凹凸のある外壁なので、一般的な艶あり塗料で塗装すると、モルタルの風合いを損ねてしまいます。
モルタル特有の風合いを残したい場合は、艶消し塗料を使用するのがおすすめです。

艶消し塗料の塗装

□外壁塗装をマットに仕上げる注意点

外壁塗装前に艶消し塗料で知っておいていただきたいポイントについて解説します。

1.色見本は太陽の下で見る

外壁の色を決める際には色見本表を見たり、PCでカラーシミュレーションをしたりする方が多いと思います。
このときに注意しておくべきことは、屋外と部屋の中では光の当たり方が全く異なるという点です。
落ち着いた色を選んで塗り替えてみたら、想像したよりも明るい色だったという失敗例がたくさんあります。

色を確認する際は、実際の外壁の模様に近い下地に塗装し、さらに屋外で色々な角度から色を確認しましょう。
凹凸のある下地で確認すると、艶の度合いをより正確に確認できます。

2.汚れやすい立地の場合は注意が必要

いくら汚れに強いシリコン塗料を用いたとしても、汚れやすい立地ではどうしても外壁は汚れてしまいます。
汚れやすい立地であり、さらに艶のある塗料は避けたいという方は、艶をほどよく抑える3分艶や5分艶などの艶調整塗料がおすすめです。

3.職人の技術力を見極める

艶を調整した塗料は一般的に扱いが難しいため、塗装の現場では、艶ムラという光沢がうまく出ない現象が起きやすくなります。
塗装会社がきちんと作業してくれるかどうかを判断するために、塗料の性質や施工手順などをしっかりと説明してくれるかよく観察しましょう。
このときの説明が雑である塗装会社は注意が必要です。

4.明るめの色を選ぶと良い

これは好みによりますが、艶消し塗料を塗る場合は、重たい印象にしないためにも少し明るめの色を選ぶと良いでしょう。

艶消し仕上げ

□まとめ

本記事では、艶消し塗料と外壁塗装で艶消し塗料を使う際の注意点について解説しました。
艶消し塗料は外壁の風合いをそのまま残したい方におすすめの塗料です。
外壁塗装の出来栄えは職人によって大きく異なること、室内と屋外では色の見え方が異なることなどに注意して外壁の塗料を選びましょう。

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