台風で外壁が剥がれてしまった場合、修理費用がどれくらいかかるのか、火災保険でカバーできるのか、不安ですよね。
住宅の維持管理は、思わぬ出費が発生することがあります。
特に、台風などの自然災害に見舞われた場合は、大きな被害に繋がる可能性もあります。
この記事では、台風による外壁の剥がれは放置しても良いのか、また火災保険が適用される条件についてご紹介します。
□台風による外壁の剥がれは放置して大丈夫?
台風による外壁の剥がれは、放置すると雨漏りや更なる劣化につながる可能性があります。
具体的には、以下の3つのケースが考えられます。
1: 雨漏りの原因となる
外壁の剥がれを放置すると、雨水が侵入しやすくなります。
雨水は、木材や断熱材を腐らせたり、カビやダニの発生を招いたりする原因となります。
2: 構造体の劣化を促進する
雨水が浸入することで、構造体自体も腐食し、強度が低下する可能性があります。
最悪の場合、建物が倒壊する危険性も考えられます。
3: 修理費用が高額になる
放置することで、被害が拡大し、修理費用が高額になる可能性があります。
早めに対処することで、修理費用を抑えることができる場合があります。
これらの理由から、台風による外壁の剥がれが発生した場合、早急に対処することが求められます。
□外壁の剥がれは火災保険で補償される?
外壁の剥がれの補修の費用が心配な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
台風による外壁の剥がれは、火災保険で補償される可能性があります。
しかし、火災保険が適用されるには、いくつかの条件があります。
1: 風災による被害と認められること
台風による外壁の剥がれが、風災による被害と認められる必要があります。
経年劣化による剥がれは、火災保険の対象外となる場合があります。
2: 被害発生から3年以内であること
火災保険の請求は、被害発生から3年以内に行う必要があります。
3年以上経過すると、保険金が支払われない場合があります。
3: 工事費用が20万円以上であること
多くの火災保険では、工事費用が20万円以上の場合にのみ、保険金が支払われます。
20万円未満の場合は、自己負担となります。
□まとめ
台風による外壁の剥がれは、放置すると深刻な事態につながる可能性があります。
早急に修理を行うことをおすすめします。
火災保険の適用条件や申請方法をよく理解し、適切な手続きを行いましょう。
本記事が台風による外壁の剥がれが生じた時の参考になれば幸いです。