台風で外壁が剥がれてしまった。不安ですよね。
家が傷むのは悲しいですし、修理費用も気になります。
この記事では、台風による外壁の剥がれの原因から、適切な対処法、火災保険の適用条件まで解説します。
□台風で外壁が剥がれる原因とは？
台風で外壁が剥がれる原因は、大きく分けて3つあります。
1: 施工不良
新築やリフォーム直後の外壁が剥がれる場合は、施工不良が疑われます。
下地処理の不足や乾燥不足、下塗り材の選択ミスなどが原因として考えられます。
特に、外壁材と下地の密着が不十分な場合、台風などの強風で剥がれやすくなります。
2: 経年劣化
外壁は、紫外線や雨風、気温変化などの影響で経年劣化が進んでいきます。
長年放置すると、外壁材の表面が劣化し、ひび割れやチョーキング現象が発生します。
これらの劣化によって、外壁の強度が低下し、台風などの強風で剥がれやすくなります。
3: 自然災害
台風や地震などの自然災害によって、外壁が直接的な衝撃を受けることもあります。
強風によって外壁が剥がれるのはもちろん、地震による揺れで外壁に亀裂が入ったり、外壁材が落下したりすることもあります。
自然災害による外壁の損傷は、事前に対策を講じるのが難しい場合もあります。
□外壁の剥がれを放置するとどうなる？
外壁の剥がれは、放置すると様々なリスクが伴います。
外壁の剥がれを放置するとどうなるのか、三つ解説します。
1: 雨漏り
外壁は、雨水から家を守る重要な役割を担っています。
外壁が剥がれると、雨水が侵入しやすくなり、雨漏りの原因となります。
雨漏りは、内装の腐敗やカビの発生、電気系統のショートなど、様々な被害を引き起こします。
2: 住宅の腐敗
雨漏りが発生すると、木材や鉄骨などの建材が腐敗しやすくなります。
特に、木造住宅の場合、腐敗が進行すると、構造強度が低下し、最悪の場合、倒壊の危険性も考えられます。
3: 健康被害
雨漏りや腐敗によって、カビが発生すると、健康被害のリスクも高まります。
カビは、アレルギーや喘息などの原因となるだけでなく、シックハウス症候群を引き起こす可能性もあります。
□まとめ
台風による外壁の剥がれは、放置すると雨漏りや住宅の腐敗など、深刻な被害につながる可能性があります。
早期発見と適切な対応が重要です。
外壁に異常が見られた場合は、専門業者に相談し、早急に修理を行うようにしましょう。
また、火災保険の適用条件なども確認し、必要であれば保険を活用することで、修理費用を抑えることも可能です。
