DIYやリフォームに興味を持つ実践派の方々に向けて、自宅の塗装についての正しい工程と、それぞれの段階で選ぶべき適切な材料について解説します。
塗装工程の重要性を理解し、上塗りの役割と選び方についての知識を深めることで、計画的に自宅の塗装を行えますので、ぜひ最後までご覧ください。
□塗装工程の基礎!下塗り・中塗り・上塗りの役割
塗装工程は大きく分けて、下塗り・中塗り・上塗りの3段階に分かれています。
これらの工程はそれぞれ独自の役割を持ち、建物を守りながら美しさを長持ちさせるために欠かせません。
以下にそれぞれの役割について掘り下げていきます。
1:下塗りの役割
下塗りは塗装の基盤となる重要な工程です。
この段階では、壁面を平滑にし、後の塗装材がしっかりと密着するための下準備を行います。
また、壁面の小さな傷や亀裂を補修し、耐久性を向上させる役割も担っています。
2:中塗りの役割
中塗りは塗装の中間工程に位置づけられ、下塗りで施された処理を保護しつつ、上塗り材との密着をより強化する役割があります。
中塗りを行うことで、色ムラや塗料の剥がれを防ぐことが可能です。
3:上塗りの役割
上塗りは塗装工程の最終段階であり、仕上げの工程です。
外壁の美観を決定づけるだけでなく、雨風や紫外線から建物を保護する重要な役割を担っています。
耐候性や防カビ性といった、特定の機能を持つ塗料を選ぶことで、建物を長期間守れます。
□上塗りの選び方と費用を解説します
上塗りに選ぶ塗料は、建物の見た目や耐久性に大きく影響します。
主な塗料として、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料、無機ハイブリッドが挙げられます。
ここではそれぞれの塗料の特性と費用感についてご紹介します。
1:ウレタン塗料
初期費用を抑えたい場合に適していますが、耐久性が低めなため、長期的なコストパフォーマンスを考えると、他の塗料の方が有利かもしれません。
2:シリコン塗料
施工費用と耐久性のバランスが取れているため、コストパフォーマンスに優れています。
日本の多くの住宅で採用されている理由がここにあります。
3:フッ素塗料
最も高い耐久性を誇り、長期間にわたって美観を保てます。
初期投資は高めですが、メンテナンス費用の削減につながります。
4:無機ハイブリッド塗料
超耐久性を誇り、耐候性25年、業界最高級塗料です。
□まとめ
塗装工程の各段階での役割を理解し、上塗りに適した塗料を選ぶことが重要です。
自宅の塗装を計画する際は、これらのポイントを踏まえて、より美しく、長持ちする外壁を目指しましょう。
ハヤトリフォームでは、他の企業に比べて丁寧なアフターケアによって、みなさまの建物の寿命をより伸ばします。
ぜひはじめての方でも安心してご利用いただけますので、お気軽にお問い合わせください。