外壁塗装の際に使用されることのある錆止め塗料ですが、どのような種類があり、そして具体的にどのような効果を発揮するのでしょうか。
このような疑問を解決するべく、今回は、外壁塗装における錆止め塗料の種類と錆止め塗料の効果と特徴についてご紹介します。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
□外壁塗装における錆止め塗料の種類
錆止め塗料は、主に油性系とエポキシ樹脂系に大きく分類されます。
そして、油性系はさらに、JIS規格で第一種油性系と第二種合成樹脂系に分類されます。
そのため、以下では、これら3種類の錆止め塗料の特徴についてご紹介します。
*第一種油性系
第一種油性系の錆止め塗料は、塗装後の乾燥に時間がかかるものの、膜厚が厚いため高い防錆性を発揮します。
*第二種合成樹脂系
第二種合成樹脂系の錆止め塗料は、塗装後の乾燥が早く、仕上がりも良いものの、第一種油性系に比べて防錆性は低くなっています。
*エポキシ樹脂系
エポキシ樹脂系の錆止め塗料は、耐水性や耐久性、防食性が高いだけでなく、防錆性にも優れています。
そのため、外壁に使用される金属のヒビ割れや色褪せなどの劣化防止に効果的です。
□外壁塗装における錆止め塗料の効果と特徴
このように、主に油性系とエポキシ樹脂系に大別される錆止め塗料ですが、具体的にどのような効果や特徴があるのでしょうか。
そこで次は、外壁塗装における錆止め塗料の効果と特徴についてご紹介します。
まず、錆止め塗料の役割についてです。
外壁に使用される錆止め塗料は、主に金属の腐食や錆の発生を防ぐ役割があります。
錆止め塗料を金属面に塗り、皮膜を作ることで、錆の原因となる水や酵素を遮断でき、金属の腐食が進んだり錆が発生したりするのを未然に防げます。
そのため、特に金属系の外壁である場合には、大変効果的です。
次に、錆止め塗料の耐用年数についてです。
一般的に、錆止め塗料の耐用年数は、5年程度と言われています。
錆止め塗料の効果が切れて、鉄部を保護している塗膜が剥がれてくると、徐々に錆が発生してきてしまうため、外観が悪くなっています。
そのため、できれば5年前後で錆止め塗料を塗り直すように心がけましょう。
□まとめ
今回は、外壁塗装における錆止め塗料の種類と錆止め塗料の効果と特徴についてご紹介しました。
ハヤトリフォームでは、お客様のご自宅の鉄部の劣化状況を確認した上で、表面を研磨いたします。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひハヤトリフォームまでご相談ください。