外壁塗装をお考えの方で、外壁塗装に使われる塗料にどんな種類があるのかをご存じの方はあまり多くないと思います。
塗料によって外壁塗装の仕上がりも変わってきます。
今回は外壁塗装の塗料の種類についてと、その選び方まで紹介していきます。
□外壁塗装の種類について
外壁塗装は塗装に使う「塗料の種類」によって違いがあります。
塗装工事自体の流れは基本的にどれも大差がありません。
そこで唯一異なる点が塗装に使う塗料です。
近年、塗料は彩りだけでなく、その他のさまざまな機能を備えていることが多いです。
例として、雨漏りに対する防水機能を備えた塗料や、暑さ対策として太陽光を反射する遮熱機能を備えた塗料などがあります。
つまり、塗料が外壁塗装の質を変化させていると言えます。
*樹脂について
その塗料は、顔良、樹脂、添加剤、溶剤で構成されています。
この中で塗料の顔料・「アクリル・ウレタン・シリコン・フッソ・無機」となっているのが樹脂です。
樹脂には「ウレタン、シリコン、アクリル、フッ素、無機」の大きく5つの種類があります。
この樹脂の成分が外壁塗装の仕上がりを大きく左右させます。
□塗料の選び方について
塗料の種類について紹介してきましたが、ここからはその中でどうやって塗料を選べば良いのかについてご説明します。
大切なのは、外壁塗装を通して自宅をどのような状態に変化させたいのかを考えることです。
塗装で得られる状態は大きく2パターンあります。
「外壁をより長持ちさせるために保護機能をつけること」と「外壁をより綺麗に保つ美観機能をつけること」の2つです。
ここで注意すべき点としては、長持ちと綺麗に保つことが同等ではないことです。
従って、どちらの機能を優先するのかを定める必要があります。
*保護機能に重点をおく場合
外壁を長持ちさせることを優先する場合、選ぶべきは「耐久性」の高い塗料です。
前述した樹脂の種類の中であれば、フッ素や無機が耐久性に優れています。
加えて、耐久性の高さの次に防水機能に注目することをおすすめします。
雨の侵入はひび割れを引き起こす可能性を高めてしまいます。
防水塗料を選ぶことで外壁の保護機能の役割を果たすでしょう。
*美観機能に重点をおく場合
外壁の綺麗さを優先する場合、選ぶべきは「低汚染塗料」です。
汚れを雨で洗い流してくれる親水性機能を有しており、汚れのつきにくい外壁を保てます。
加えて、太陽光の光を利用して汚れを落ちやすくする「光触媒塗料」もおすすめします。
このようにどちらに重きをおくかで選択すべき塗料が変わってきます。
ハヤトリフォームでは、どちらの機能を優先する塗装であっても、家の寿命を長持ちさせる丁寧な塗装を心がけています。
□まとめ
今回は、外壁塗装の塗料の種類についてと、その選び方まで紹介しました。
改めて、外壁塗装は塗料の種類によって仕上がり具合が大きく変化します。
この記事を参考に、ぜひご自宅の外壁について検討してみてください。