屋根をふと見上げると、色の違う箇所や何かめくれているような箇所が確認できることがあります。
それは、屋根の塗料が剥がれているサインかもしれません。
塗料の剥がれは、見逃してはいけない屋根からの補修サイン。
放置すれば、屋根材を総替えになるケースもあります。
屋根の塗装剥がれや放置のリスクについて確認していきましょう。
□屋根塗装の剥がれとは
屋根塗装の剥がれとは、屋根表面の塗膜が剥がれている状態です。
主に剥がれが発生する屋根材は、塗装されている屋根材です。
例えば、以下のような屋根材があげられます。
・スレート瓦
・アスファルトシングル
・セメント屋根
・モニエル瓦
・金属屋根(トタンやガルバリウム鋼板)
これらの屋根材は、塗装が必要なものです。
そのため、屋根塗装が剥がれて、屋根材が無防備な状態になってしまう可能性があるのです。
一方で、粘土瓦のような塗装が必要でない屋根材には、剥がれはみられません。
□屋根塗装の剥がれを放置するリスク
屋根の剥がれを見つけたら放置せず、塗装会社に相談するなどすぐに対処するようにしましょう。
放置してしまうと、なぜ剥がれが起きたのか原因が分からなくなってしまいます。
実は剥がれといっても、施工不良や経年劣化など様々な原因があるのです。
放置しておくと、屋根自体の劣化が進行していきます。
塗装の剥がれた部分から雨水を吸収してしまい、脆くなってしまうためです。
例えば、日本で良く使用されているスレート屋根は、主にセメントから作られています。
アルカリ性のセメントは、酸性の雨水を吸収することで、中性化現象を起こします。
これが原因で、スレートが割れてしまうほど耐久性が低下してしまうのです。
屋根材自体が劣化してしまうと、新しい屋根にリフォームする必要も出てきます。
屋根材を長く使いたい人は、塗装の剥がれを見つけたら早急に塗装会社まで補修を依頼しましょう。
塗膜の剥がれを見つけた際は、塗装会社に点検してもらい、補修してもらいます。
塗料が剥がれた原因や屋根の状態をみてもらい、状況に合った補修方法を提案してもらいましょう。
□まとめ
塗装の剥がれを放置すれば、そこから雨水がしみ込み、屋根材を傷めてしまう原因になります。
剥がれた箇所が小さくてもそこから雨水が入り込んでいってしまうのです。
そのため、早めの点検、補修が必要です。
ハヤトリフォームでは、丁寧な塗装で補修いたします。
屋根の塗装剥がれや汚れなどでお悩みの際は、ぜひご相談ください。
