近年、テレビ離れという言葉を耳にするようになりました。
ストリーミングサービスの普及であまり地上波放送を見なくなった方もいるのではないでしょうか。
地上波放送を視聴するしないに関わらず、テレビをお持ちの方の家には、屋根にアンテナがついているはずです。
屋根塗装の際は、このアンテナはどうすれば良いのか確認してみましょう。
□屋根塗装の時アンテナはどうする?
屋根にテレビのアンテナが設置されていても、塗装工事は可能です。
その際は、アンテナを動かさず、そのまま養生して屋根塗装します。
これにより、高圧洗浄や塗装の際に汚れや塗料の汚れからアンテナを守れるのです。
ただし、壁側にアンテナがついていて、外壁塗装も行う場合は取り外しが必要です。
その間は、アンテナを使用しているテレビの視聴もできません。
この際に、使用していないアンテナがないかチェックするのも良いでしょう。
現在では、アナログ放送を受信するVHFアンテナは使用できません。
2011年の地デジ化でアナログ放送は現在では見れなくなりました。
約10~15年前に塗装して以来、塗り直しをしていない方は、ぜひ塗り直しとともにVHFアンテナがついていないかチェックしてみましょう。
最近は、地上デジタル放送を受信するためのUHFアンテナと衛星放送専用のBS/CSアンテナを設置されているご家庭が多いでしょう。
VHFアンテナとUHFアンテナは形がよく似ていますが、横に伸びる棒が多いほうがVHFアンテナです。
見つけたら、屋根塗装と同時に早めに撤去して置きましょう。
□屋根塗装でアンテナがあるときの注意点
外壁塗装の際にアンテナの位置をずらす必要が生じたり、壁側のアンテナを移動したりする際は塗装後に放送を受信できなくなるトラブルもあります。
塗装前に担当者とアンテナの移動の有無、その後の対応を確認しておきましょう。
多くの施工会社が塗装後のトラブルに真摯に対応してくれるでしょう。
また、作業中も配線を切ってしまうことや、アンテナを倒してしまいアンテナや屋根を破損してしまうことも。
その際に、報告、連絡、さらにはトラブルに対応してくれる施工会社を選びましょう。
□まとめ
アンテナがあるときは、施工会社もアンテナの養生や移動によりアンテナが汚れないようにして作業してくれます。
塗装後に放送が見れなくなる、アンテナの破損といったトラブルもまれにあります。
塗装中にアンテナはどうするか、トラブルの際の対応を担当者に確認しておきましょう。