「屋根塗装は瓦でも必要なのか分からない」
このように思われる方が多くいらっしゃるでしょう。
今回は皆さんのこのような疑問にお答えします。
屋根塗装のポイントについてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
□屋根塗装が必要な瓦とは?
早速冒頭でも述べたような疑問にお答えします。
結論から申し上げますと、塗装が必要な瓦とそうでない瓦があります。
塗装が必要な瓦は、セメント瓦やモニエル瓦があります。
セメント瓦やモニエル瓦は、粘土瓦とは異なり、断面や角が角ばっています。
それらのデザインは意匠性に富んでおり、さまざまな装飾があります。
粘土瓦よりはサイズが大きいものがほとんどで、ごつごつしています。
どちらも主成分はセメントでできているため、塗膜が薄くなっていくと水がしみ込んでしまいます。
水がしみ込むことによってカルシウムが溶け出してしまい、外部に流出していくため、強度が下がってしまいます。
これを防ぐために、セメント瓦やモニエル瓦は屋根塗装が必要になるのです。
これらの瓦は新品であったとしても長持ちしないので、購入してすぐだから塗装はいらないと考えるのではなく、すぐに塗装を行って、定期的にメンテナンスをしていく必要があります。
□セメント瓦に塗装を行う際のポイントとは?
ここでは、セメント瓦に塗装を行う際のポイントについてご紹介します。
*下地処理を十分に行う
セメント瓦の塗装で大切なポイントの一つは、下地処理です。
特に、モニエル瓦は表面にセメントの液が吹きかけられているので、しっかりと処理をする必要があるでしょう。
また、コケやカビの汚れもついているので、しっかりと取っておきましょう。
汚れを取らないと後から雨漏りの原因になってしまう可能性もあるので、注意してください。
*下塗り材を十分に塗布する
下塗り材を十分に塗布するというのが大切なポイントです。
下地処理を十分に行った瓦は表面の塗膜がはがれて、セメントが出ている状態です。
それにより下塗り材を吸収するので、しっかりと下塗り材を塗っておくことが大切でしょう。
*DIYはなるべく避ける
屋根の塗装であればDIYでやってしまえばよいと考えている方も多くいらっしゃるでしょう。
しかし、屋根の塗装を個人で行うのは大変危険なので、行わないようにしましょう。
プロに依頼することで、安全に高品質な屋根塗装を実現できるでしょう。
□まとめ
今回は屋根塗装が必要な瓦の種類とセメント瓦に塗装する際のポイントについてご紹介しました。
今回の記事を参考に、屋根塗装をご検討されている方はぜひハヤトリフォームまでご連絡ください。