「屋根塗装を検討している」
「塗料にグレードなどはあるのかな」
このようにお考えの方も多くいらっしゃるでしょう。
今回は、屋根塗装をお考えの方へグレード別の塗料の特徴などについて解説します。
□塗料の機能の種類について解説します！
＊遮熱機能
夏の間は室温が高くて悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
これは、太陽光によって屋根や外壁の温度が上昇し、その熱が家の内部に伝わっていることが原因です。
夏の昼間には、屋根の表面温度が60℃を超えることもあります。
このような問題を解決できる、「遮熱機能」を持った遮熱塗料があります。
遮熱塗料は、温度上昇の原因となる赤外線を反射してくれるので、室温上昇だけでなく、家の夏劣化を抑制してくれます。
エアコンなどの光熱費を削減できる効果も期待できます。
＊断熱機能
遮熱塗料が赤外線を反射して熱の影響を軽減するのに対して、「断熱塗料」は、太陽光の熱を塗膜にため込む機能があります。
熱の移動を最小限に抑えられるので、冬の間に室内の熱を外に逃がしにくいという特徴もあります。
特に寒い地域におすすめできる塗料です。
＊高耐久性機能
塗装の効果が15年以上持続すると言われている塗料のことを、高耐久塗料と言います。
塗り替えの回数が少なく済むので、外壁塗装にかかる費用を抑えられるというメリットがあります。
なるべく塗り替えの回数を少なくしたい、ランニングコストを抑えたいという方におすすめできる塗料です
□屋根塗装で使う塗料のグレードとは？
塗料は、使う樹脂により耐久性や価格が異なります。
これらを、屋根塗装における「グレード」と呼ぶことがあります。
例えば、屋根塗装のグレードには、アクリルやシリコン、フッ素などがあります。
アクリルは、以前までは屋根塗装の塗料として普及していた塗料ですが、現在ではあまり使用されていません。
耐用年数は4年から5年で、1平方メートル当たり900円から1200円が相場です。
シリコンは、現在幅広い分野で使用されている塗料です。
耐用年数は8年から10年で、相場は1平方メートル当たり2500円から2800円ほどです。
フッ素は、シリコンの1.5倍から2倍ほどの耐久性を持つ塗料で、耐熱性や耐薬品性に優れています。
耐用年数は15年から20年で、相場は1平方メートル当たり3500円から4500円です。
□まとめ
今回は、屋根塗装をお考えの方へグレード別の塗料の特徴などについて解説しました。
本記事を参考にしていただければ幸いです。
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