遮熱塗料は、太陽光を反射する性能から、室内の温度上昇を抑制できる遮熱効果に優れた塗料です。
その性能は国から省エネ商品として認められるほどです。
暑さが苦手な方、家が日当たりの良い場所に建っていて暑さが気になる方は遮熱塗料を検討してみましょう。
□遮熱塗料とは?
遮熱塗装とは、太陽光を反射する塗料です。
遮熱塗料を使用して塗装した屋根や外壁が太陽光を反射し、部屋の中の温度上昇を抑制できるのです。
遮熱塗料は、こうした遮熱効果を評価され、省エネ商品として国から推奨されています。
自治体によっては、遮熱塗料を使用して外壁や屋根を塗装する場合に補助金が下りることもあります。
よく、遮熱塗料に似ているものとして断熱塗料がありますが、性能やメカニズムが違います。
遮熱塗料は太陽光を反射するものに対し、断熱塗料は熱伝導を抑える効果を持つ塗料です。
遮熱塗料は、暑さ対策に向いている塗料です。
一方で、断熱塗料は寒さ、暑さの両方に効果があります。
遮熱塗料は効果が暑さ対策のみになるため、比較的価格も安めです。
例えば、30坪の住宅の屋根や外壁を遮熱塗料で塗装する場合、90万円~120万円ほどで行えます。
暑さは気になるけれど、寒さは気にならない方や夏の暑さが特に厳しい地域にお住まいの方は、遮熱塗料を検討するのがおすすめです。
□屋根塗装で遮熱塗料がおすすめな理由
遮熱塗料は、太陽光を反射する性能があるため、屋根材の温度上昇を防ぐ効果があります。
その結果、部屋の中の温度上昇を抑制できるのです。
つまり、太陽光をまっすぐに受ける屋根こそ遮熱塗料による塗装がおすすめです。
さらに、遮熱効果を高めたい方は、白の遮熱塗料を選ぶとよいでしょう。
白は日射反射率が高い色であるためです。
この数値が高いほど、より多くの太陽光を反射できます。
つまり、日射反射率が高い色ほど遮熱効果が高まるのです。
また、塗料の色が白に近ければ近いほど、日射反射率は高くなります。
日射反射率について知りたい場合は、遮熱塗料のパンフレットを見たり、塗装会社に質問してみたりするのも良いでしょう。
□まとめ
今回は遮熱塗料の特徴とおすすめな理由をご紹介しました。
遮熱塗料は、太陽光を反射することで部屋の中の温度上昇を防ぐ効果がありました。
夏場の冷房の電気代が気になる方や暑い地域にお住まいの方は、ぜひこちらの記事を参考に検討してみてください。
福岡市、春日市にお住まいの方で、屋根や外壁の汚れや塗装の剥がれにお悩みの方はぜひご気軽にご相談ください。