「外壁のひび割れが気になってきたからそろそろ外壁塗装を行いたい」
「ひび割れ・クラックができる原因を知って今後のメンテナンスに役立てたい」
ひび割れのために外壁塗装を検討されている方の中には上記のようにお考えの方も多いのではないでしょうか。
ひび割れ・クラックは雨漏りの原因にもなりまし、外壁のさらなる劣化にも繋がります。
ひび割れ・クラックの種類や原因を理解して、適切なメンテナンスを行っていくことが大切です。今回は、ひび割れクラックの原因や種類を解説します。
□ひび割れ・クラックが生じる3つの原因
*経年劣化
ひび割れ・クラックは、時間の経過による劣化「経年劣化」によって発生しやすくなります。
強い日差し、雨水など1日だけであれば、あまり問題はありませんが、数年ともなると大きな影響を外壁に与えます。
*施工不良
ひび割れ・クラックが生じてしまう原因には、施工不良も含まれています。
外壁塗装は通常「下塗り」「中塗り」「上塗り」の三段階で行われ、段階と段階の間で乾燥させています。
この乾燥がうまくできなかった場合に、ひび割れ・クラックが生じやすくなっています。
*自然災害
台風や地震などの自然災害も、外壁にひび割れ・クラックが生じてしまう原因です。
ひび割れ・クラックをそのままにしておくと、外壁のさらなる劣化の繋がり、外壁の倒壊などの二次災害になる可能性もあります。
□ひび割れ・クラックの3つの種類
*ヘアクラック
ヘアクラックは、経年劣化によって外壁塗装に生じてしまう細長いひび割れです。
外壁の倒壊などの大きな被害に繋がる可能性は低ですが、外壁の劣化に繋がりますので、外壁塗装を検討しましょう。
*乾燥クラック
乾燥クラックは、乾燥の段階での不手際によって生じてしまうひび割れです。
乾燥の不手際によって生じるひび割れなので、外壁内部への影響は少ないですが、外壁塗装の剥がれや浮きに繋がりますので、補修を検討しましょう。
*構造クラック
構造クラックは、外壁の構造部分に生じる大きなひび割れです。
外壁のさらなる悪化だけでなく、外壁の倒壊にも繋がるようなひび割れですので、構造クラックがある場合は、速やかにメンテナンスを行いましょう。
□外壁のメンテナンスで二次被害を防ぐ
今回は、ひび割れクラックの原因や種類を解説しました。
ひび割れ・クラックは思わぬ二次被害に繋がる可能性があります。
こまめなメンテナンスで、外壁のさらなる劣化、倒壊などを防ぎましょう。