ケレンって何?重要性は?どこまでするべきなの?そんなお悩みに答えます!

外装塗装でよく耳にするケレン。
しかしケレンが何をしてくれるのか、ケレンによるメリットや必要な場面まで分からないものです。
今回は、ケレンとは何か、ケレンの重要性、ケレンをすべきケースについてご紹介します。

鉄骨のサビ処理

□ケレンとは?

ケレン作業とは、塗料の密度を上げるために、トタンや屋根などの鉄部や木部の塗装する前にディスクサンダーという電気工具、やすりやワイヤブラシを使い、汚れやサビを取る作業のことです。
また汚れを落とす作業だけでなく、塗料の密着性を向上させるためにわざと表面に傷をつける作業である「目粗し」をケレンに含めることがあります。
汚れを落とす作業なら自分でできそうとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、ケレン作業は道具をそろえるコストや作業する時間、手間を考えると、ご自身で作業されるのではなく、専門業者に依頼する方がお得なことが多いです。
ぜひケレンをご検討の方は、ハヤトリフォームにご相談ください。
少し手間に思えるケレン作業ですが、3つの重要な目的があります。

鉄骨のサビ処理

*塗料の密着性、付着性を向上させる

ケレン作業で汚れを落としたり、目粗しによる下地の調整をすることで塗料が密着しやすくなります。
対照的に、この作業なしにサビや古い塗膜が残っている上に新たに塗装しても、塗料の密着性がなくてはがれやすいです。
密着性が損なわれると塗料がはがれやすくなり、それによって引き起こされるデメリットが存在します。

手作業による ケレン

*塗料の効果を長持ちさせる

本来の塗料の効果を最大限活かすために、ケレン作業によって下地を調整した後に塗料を使うことをおすすめします。
下地が古くなると、いい塗料を使用しても塗料が密着しづらく、剥がれやすくなります。
塗装の効果を最大限得るためかつ、長持ちさせるためにもケレン作業が必要です。

この作業を飛ばすと、頻繁に塗装し直すことになり、後に余計な出費や手間に繋がります。
そのため、必ずケレン作業を行ってから塗装するようにしましょう。

*施工後の仕上がりを良くする

下地に汚れやサビがついているとその上に塗料がのるため、汚れの上に塗料がそのまま重なることになり、仕上がりがでこぼこして汚くなります。
きれいにするために塗装しても、この工程を行わずに塗料を塗ってしまうと、仕上がりが汚くなる危険性があります。
これらの効果を得るためにも、ケレン作業は絶対に省けない大切な工程です。
この作業は短期的な利点だけでなく長期的なメリットをも生み出します。

鉄板溶接

□ケレンはどこまでできる?

ケレン作業は鉄部分の施工の印象があるかもしれません。
しかし、木部にもケレン作業を施せます。
劣化した塗膜のみを取るように手作業でケレン作業をすることもありますが、研磨用のパットをつけた電動工具を用いることもあります。

木材は塗装するのが大変困難で、外壁保護機能が高い塗料を使用しても本来の半分以下の期間しかきれいにたもたれない場合が多いです。
木部にケレンをすることで、塗料が残る期間が短い木部でも比較的長く塗装を維持できます。

鉄骨階段 補強 鉄板溶接

□まとめ

今回は、ケレンとは何かとその重要性、ケレンをすべきケースについてご紹介しました。
ケレンは塗装する上でたくさんのメリットをもたらす大切な工程です。
この工程なくして、きれいで長持ちする塗装をすることはできません。
塗装される方は是非ケレンをされることをおすすめします。

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