塗装の際に気泡ができる原因とは?気泡ができた際の対処法についてもご紹介!

塗装の際に気泡が入ると見た目も悪いし、できることなら避けたいですよね。
そこで今回は、塗装で気泡が入る原因と、万が一気泡ができた際の対処法についてご紹介します。
原因をあらかじめ知っておくことで、なるべく気泡を発生させないように対策しましょう。

屋根塗装

□塗装の際に気泡が入る原因とは?

1.乾燥時間の不足

塗料によって乾燥時間は決まっています。
外壁塗装では、下塗り・中塗り・上塗りの工程がありますが、それぞれ前の塗料が十分に乾ききっていない状態で塗料を重ねて塗ってしまうと、気泡が入る原因になってしまいます。
乾燥時間は十分にとってから、塗り重ねるようにしましょう。

2.下地処理が十分でなかった

塗料が外壁に密着する状態を作るために、下地処理の工程は非常に重要です。
下地処理では汚れやカビ、ほこり、コケ、サビなどを落として塗料と壁の密着率を上げるために、高圧洗浄やケレン作業を行います。
他にもひび割れがある場所には、外壁の表面を整えるためにパテで補修します。
これらの作業が十分ではないと、塗料が十分に密着せず気泡が入りやすくなります。

3.塗装時の天候が不適切であった

気温が5度以下の日や気温が高すぎる日、湿度が85%を超えるような日は外壁塗装に適しておらず、気泡が発生しやすくなります。

4.希釈剤の割合が不適切だった

塗料の希釈量はそれぞれ決まっています。
したがって、正しい分量を守らず目分量で混ぜている場合は、塗料の正しい効果が発揮されず、気泡も入りやすくなってしまいます。

□気泡ができた時の対処法について

屋根塗装

大きさに関わらず、気泡を見つけたら工事を依頼した会社に連絡するようにしましょう。
連絡する際に、工事の保証内容についてしっかり確認しておくようにします。
会社によっては口頭では対応してもらえない場合もあるため、そのような場合は保証書があれば、適切な対応をしてもらえるよう主張できます。
ただし、保証書をなくしてしまい、施工会社に対応してもらえなかった場合は、消費生活センターのような第三者機関に相談すると良いでしょう。

□まとめ

塗装の際に気泡が入る原因は、乾燥時間が十分でないまま次の塗料を塗り重ねてしまった、下地処理が甘かった、適切な天候の日に施工しなかった、塗料をしっかり計って希釈しなかったなどがあります。
気泡ができた時は、工事を依頼した会社に問い合わせましょう。
またこの時、保証書を手元に準備しておき、保証内容をしっかり確認しておくようにします。

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