外壁塗装でお考えの方へ!防水塗装の手順や注意点について解説します!

外壁塗装で防水できるのでしょうか。
また、雨の影響で外壁が劣化しないようにするには、どうすれば良いのでしょうか。
外壁塗装するのであれば、防水性を高めて外壁を長持ちさせたいですよね。
今回は、上記の疑問を解決する情報をお届けします。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

□外壁塗装で防水する構造と手順とは?それぞれについて解説します!

外壁塗装は、防水層とトップコートの2種類で構成されています。
防水層は、その名の通り雨水が家の中に入ってくるのを避ける働きがあります。
処理した下地の上に作られる塗料で、何回も塗装して防水性を高めていきます。
また、紫外線に弱い特徴があるので、この上からトップコートを塗るのが一般的な構造です。

トップコートとは、防水層を保護するのに必要な塗装です。
これがあることで、防水層を紫外線から守ります。
住宅の劣化を防ぐためには、トップコートが必要です。
これは、2回塗るのが一般的です。

以上が外壁塗装で防水する構造と手順についてでした。

□防水塗装の基本的な工法とは?注意点についても解説!

続いては、防水塗装の主な工法と注意点について解説します。
防水塗装には、主に3つ工法があります。

1つ目は、単層弾性塗装です。
これは、戸建て住宅で実施されることが多い塗装方法で、外壁材と中塗りや上塗りを密着させるためのシーラーで下塗りをします。

その後に、中塗りと上塗りをして仕上げます。
これは値段が比較的安いので、外壁塗装にできるだけ費用をかけたくない方におすすめです。

2つ目は、複層弾性塗装です。
これはシーラーで下塗りをしてから、弾性塗料による中塗りを2回行い、好きな色の塗料を2回塗る工法です。
合計5回重ねて塗装します。

何度も塗ることで塗膜が分厚くなるので、防水性や耐久性が高まります。
好きな色を選べるのも魅力的なポイントです。
一方で費用は高くなり、一般的な戸建て住宅における塗装は少ないです。
外壁塗装にこだわりがある方にはおすすめします。

3つ目は、微弾性塗料塗装です。
これは弾性塗料を使う防水の外壁塗装工事において、最も安価なものです。

微弾性フィラーと呼ばれる、接着剤の役割を果たすシーラーと下地の凹凸を埋めるフィラーの両方の要素をもった塗料を使います。
上塗り2回、下塗り2回で完成です。

小さなひび割れを微弾性フィラーが埋めてくれます。
費用も安く、中塗りと上塗りに使う塗料を選べるメリットがあります。
ただデメリットもあり、弾力性が長持ちしにくいです。

続いて注意点について解説します。

1つ目は、塗布する量を守ることです。
塗膜の厚みがしっかりしていなければ、塗料が切れてしまいます。
1平方メートルあたりにどれくらいの量を塗れば良いのか、メーカーに定められた基準を満たすことが大切です。

2つ目は、乾燥時間を守ることです。
乾燥時間を守らずに塗ってしまうと、硬化不良となる可能性があります。
そのため、この2点には気を配っておくことが大切でしょう。
以上が外壁塗装の工法と主な注意点についてでした。

□外壁塗装で防水が必要な建物の状態について解説します!

防水塗装が必要かどうかは、建物の状態に表れます。
ここでは3つの症状を解説します。

1つ目は、チョーキング現象です。
チョーキング現象は、壁を触ると手に粉がついてしまう現象のことです。
この現象が起きる理由は、塗膜内の顔料が粉になって表面に出てきてしまうからです。
経年劣化によって塗膜にダメージが与えられ、塗料の成分が外壁の表面に出てくることが原因です。

この現象は、ひび割れや壁が歪んでしまうことにつながります。
ひび割れした部分から、雨や菌が入り込む可能性があります。
入ってからだと大規模な工事が必要なので、チョーキング現象が現れた場合は、すぐに防水塗装を検討しましょう。

2つ目は、クラックです。
これは壁に入るヒビのことを指します。
この溝が浅ければ大きな問題はありませんが、溝が深い場合は水が外壁内部に入り込む恐れがあります。
雨漏りが続くと家の構造に影響を与え、台風や地震が起こった際に倒壊してしまう可能性もあります。

3つ目は、シーリングの縮みや割れです。
シーリングは、建物の微細な動きに沿って動いています。
シーリングが劣化してしまうと弾性がなくなって縮んだりひび割れしてしまったりする恐れがあります。

縮みや割れが起きるのは、紫外線の影響を受けて5年前後です。
この劣化に気付いたのであれば、早急に防水塗装する必要があります。
以上が外壁塗装で防水しておくべき建物についてでした。

□まとめ

今回は外壁塗装の防水について知りたい方に向けて、構造や手順、注意点や建物の状態について解説しました。
当初の疑問が解決されたのではないでしょうか。
今回の情報を活用していただけると幸いです。
この記事に関してご不明な点がございましたら、いつでもハヤトリフォームへご連絡ください。

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