ちょっとしたひび割れやチョーキングが気になった際は、すぐに塗装し直さなければと外壁塗装を検討し始めます。
しかし、外壁塗装にかかる手間やコストもかかるため、できることなら、該当の一面だけ塗り直ししたいと思うこともあるでしょう。
実は、一面だけ塗ってしまうと、逆にコストがかかる場合もあるのです。
□外壁塗装は一面だけでもできる？
結論から言うと、外壁塗装は一度に全ての面を塗装したほうが良いでしょう。
なぜなら、一面だけの外壁や屋根塗装してしまうと、他の部分の塗装の際に再度塗装する必要が生じるからです。
塗装の時期にずれが生じてしまうと、先に塗装した一面を再度塗装することになり、二度手間です。
もし塗り直ししなければ、塗装の期間がどんどん差が生まれていきます。
もし、一面だけ塗り直したい場合は、フッ素塗料などの比較的耐用年数の長い塗料を塗りましょう。
そうすれば、他の面と塗り直しの時期を統一できます。
□一面だけでも外壁塗装をした方がいい場合もある
一方で、一面だけ塗り直した方が良い場合もあります。
それは、著しい劣化症状がみられる場合や自宅の外壁と密接していた隣の家が取り壊されている場合です。
外壁の一部分に、大きめのひび割れや雨漏りなどの劣化症状がある場合は一面のみであっても外壁塗装しましょう。
特に、雨漏りは基礎を腐らせてしまうこともあります。
そうなると外壁面を丸ごと取り換える必要が生まれ、塗装のみでは補修不可能な状態になります。
特に大規模なひび割れは塗装だけでは補修できないこともあります。
ひび割れも放っておくと、雨漏りの可能性が高まります。
そのため、気づいたら早めにリフォームしましょう。
また、隣の家と接していて長年塗装できなかった外壁もその一面だけ塗り直すと良いでしょう。
その家が取り壊されたタイミングで、今までメンテナンスできなかった一面を塗装するのです。
この場合は、その一面だけがリフォームや塗装できていない状態が考えられます。
他の壁と塗装の時期をそろえるためにも早めに塗装しましょう。
□まとめ
一面だけひび割れや雨漏りが起きた場合は、その面だけ塗り直ししたほうがコストパフォーマンス良く感じるでしょう。
しかし、長い目で見ると一面だけの塗り直しはいつもより手間やコストがかかってしまいます。
雨漏りに直結しそうな大きなひび割れやすでに雨漏りしてしまった時を除いて、一面のみの壁の塗り直しは避けたほうが良いでしょう。
当社では、アフターケアまでしっかりと行っております。
今の外壁塗装でメンテナンス時期に不安がある場合もぜひご遠慮なくご相談ください。
