外壁塗装と屋根塗装の塗り替えの時期はいつ?時期別症状もご紹介!

「外壁塗装や屋根塗装の塗り替えの時期はいつが良いのか。」
このようにお悩みの方は多いのです。
色あせやチョーキング、こけ、クラックのような症状を見分け、適切な塗り替え時期を判断しましょう。
この記事では、塗り替えの時期の目安と、外壁塗装と屋根塗装の劣化で起こる症状、塗装に適さない気候条件について解説します。

□塗り替えの時期の目安とは

塗装した表面の塗膜が劣化することによって風雨や紫外線にさらされて、建物の腐食を早めてしまう恐れがあります。
ここでは、塗料の耐用年数と劣化症状に分けて、どのタイミングで塗り替えを行うべきかをご紹介します。

タイミングは、前回の塗り替えから10年経過した時です。
塗料の耐用年数に注目して、塗り替えのタイミングを知りましょう。
例えば、アクリル塗料だと耐用年数は3から8年、ウレタン塗料だと5から10年、シリコン塗料だと8から15年、フッ素塗料だと12から20年です。

一般的な外壁塗装では、ウレタン塗料やシリコン塗料がよく使用されています。
自分がどの種類の塗料を使用しているのかを把握し、塗り替えのタイミングを正確に判断しましょう。

タイミングを見逃してしまうと、破損する恐れや雨漏りが発生する恐れがあります。

□外壁塗装と屋根塗装の劣化で起こる症状とは

先ほどは、耐用年数からわかる塗り替えのタイミングを紹介しました。
どれくらいの時期に塗り替えをするべきか、ある程度の目安を理解していただけたのではないでしょうか。
ここでは、塗り替えのタイミングを知るもう1つの方法を解説します。

その方法は、劣化症状を見極めることです。
劣化症状が現れたときも、塗り替えの合図です。
同じ塗料を利用して建てられた家でも、その土地の環境によって劣化の進み具合が異なります。

例えば、太陽光が常に照りつけている家や、湿度が常に高い家では、劣化が進みやすい傾向にあります。
このように、用いている塗料の劣化は環境によって変化するため、劣化の症状を見極められるようにしましょう。

主な劣化症状として、色あせ、チョーキング、こけ、クラックなどが挙げられます。
色あせは、紫外線の影響で塗膜の色があせてくる現象です。
毎日少しずつ変化していくため、毎日見ている方には気づきにくく発見しにくい症状です。

また、チョーキングとは塗膜成分が劣化して白い粉が露出することをいいます。
色あせたと感じたときは、粉が手につかないか確かめましょう。

塗膜がさらに劣化することでこけや汚れの付着が発生します。
こけや汚れは塗膜が機能を発揮していないサインなのです。
しっかりと塗膜が機能しているのであれば軽くついた汚れは雨水で流れますが、塗膜が劣化することで汚れがたまってしまいます。

また、外壁材の表面に水分が残ることでこけが発生しやすくなります。
太陽光が当たりにくい北側では塗膜の劣化と関係なく繁殖するケースもあることに気をつけましょう。

外壁にヒビが発生することをクラックといいます。
クラックが拡大すると構造的に問題が生じる恐れがあるため、早めに補修をしましょう。
最も危険な劣化症状は、塗膜の浮きや剥がれです。

初期の段階ではビス留め補修で修正できる場合がありますが、この症状が進行すると張り替えをしなければならない可能性があります。
色あせやこけは比較的緊急性はありませんが、クラックや浮き、剥がれは症状として深刻であるため、早急に塗り替える必要があります。
劣化症状を放置したままにしないようにしましょう。

次回の外壁塗装までの時期を延ばしたい方は、塗料を工夫することをおすすめします。
塗料の耐久性を高めることで寿命が延び、塗り替えまでの時期が長くなります。
ただし、耐久性が高くなるにつれてコストもかかることに注意しましょう。

□外壁塗装に適さない気候条件とは

ここでは、外壁塗装を行うことに適さないタイミングを解説します。
塗料を綺麗に塗るためには、気温や湿度が適切である必要があります。
外壁塗装に適さないタイミングは、気温5度以下、湿度85パーセント以上の時です。

つまり、湿度が高い雨の日や冬の寒い日などは、塗装工事ができません。
この時に塗装をすると、乾燥が遅れてしまいます。
それでは、なぜ乾燥が遅れると適さないのでしょうか。
その理由は、乾燥が不十分な状態で重ね塗りをすることで、後から塗膜が剥がれてしまうケースがあるからです。

また、塗料に雨水が混入することによって仕上がりが悪くなってしまう可能性があります。
以上より、湿度や気温に注意をして塗装を検討することをおすすめします。
そのため、梅雨の時期や台風が発生する時期をできるだけ避け、気候が安定している時期に塗装を行いましょう。

□まとめ

今回は、塗り替えの時期の目安と、外壁塗装と屋根塗装の劣化で起こる症状、塗装に適さない気候条件を解説しました。
色あせやこけは比較的深刻な症状ではなく、緊急性はありませんが、クラックや浮きは深刻な症状であるため、塗り替えを検討しましょう。
塗り替えでお悩みの方はハヤトリフォームをご相談ください。

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