外壁塗装を行う際に、多くの方が迷うのが「どの塗料を使用するのか」でしょう。
今回は塗料について迷っている方のために、外壁塗装に使う塗料の種類とそれぞれの特徴について解説します。
またそれだけでなく、適切な塗料の選び方も説明します。
ぜひ参考にしてください。
□外壁塗装に用いる塗料の種類とその特徴について
＊シリコン樹脂系塗料
シリコン樹脂系塗料は汚れに対して強く、さらに紫外線に対する耐久性も高いのです。
そのため、シリコン塗料の耐久年数は10年から15年と長くなっています。
シリコン塗料の中には、水で薄めて使う「水性シリコン塗料」があります。
水性シリコン塗料は強い刺激臭をもつシンナーを用いないため、家にいる方や作業員に負担が少なく環境にも優しいのため、戸建住宅の塗装では一番の人気を誇っています。
＊フッ素樹脂系塗料
フッ素樹脂系塗料は15年から20年と、外壁塗料の中でも耐久年数が特に長くなっています。
その耐久性から、六本木ヒルズやスカイツリーの高層ビルにも使われているほどです。
フッ素塗料は、1回あたりの塗装値段は高いですが、その耐久年数からすると、実は他の塗料よりもお得です。
＊ラジカル制御塗料
ラジカル制御塗料は2010年代に作られた、比較的新しい種類の塗料です。
シリコン塗料よりも耐久性が高く、かつフッ素塗料よりは価格が安いため、フッ素塗料とシリコン塗料の間に位置する塗料です。
塗料の中には酸化チタンという白色を作り出す成分がありますが、それを紫外線にあててしまうと塗装の劣化の原因になる「ラジカル」を発生させてしまいます。
そのラジカルの発生を抑えることで、より高い性能を生み出したのがラジカル制御塗料です。
ラジカルの発生を抑えられるため、高耐久の塗料として活躍しています。
□外壁塗装の塗料の選び方
外壁塗装の塗料はどの観点を重視するかで選び方は変わってきます。
1つ目は、耐久性の長さです。
耐久性の長さで選ぶなら、上述したとおり、フッ素塗料がおすすめです。
フッ素塗料なら、最長20年は持つため、塗り替えるまでの期間が長くなります。
2つ目は、価格の安さです。
価格重視で選ぶなら、上には記述しておりませんが、ウレタン塗料がおすすめです。
しかし、ウレタン塗料は耐久年数が6年から8年と非常に短いため、フッ素塗料の約半分の年月で塗り替えなくてはなりません。
自身のの予算と相談して選ぶと良いでしょう。
3つ目は、実績と普及率です。
実績や普及率の高い塗料を選びたいのであれば、シリコン塗料をおすすめします。
シリコン塗料はその高い普及率と実績から、失敗しにくい塗料であるといえます。
□まとめ
今回は、外壁塗装に用いる塗料の種類と特徴、そして塗料の選び方について説明しました。
ハヤトリフォームでは、どの塗料でも丁寧に塗装を行い、美しい見た目に仕上げることが可能です。
また、塗装後のアフターケアも充実しておりますので、外壁塗装をお考えの方は是非ご連絡下さい。
