外壁塗装を依頼するときは、施工の大体の流れと期間を知っておくことは重要です。
事前に知っておくことで、トラブルを防ぐことができ、施工がスムーズ進みます。
しかし、外壁塗装はそう何回もするものではないので、施工の流れをイメージしづらいのではないのでしょうか?
そこで今回は、外壁塗装の大体の流れと施工にかかる大体の期間についてご紹介します!
□外壁塗装の施工の流れ
まず、工事を始める前に近隣への挨拶は欠かせません。
工事の騒音などによるトラブルを防ぐために事前にお知らせしておく必要があります。
挨拶を済ませてから施工開始です。
・足場を組む
・ネット張り
・高圧洗浄
・シーリング、下地調整
塗る必要のないところに塗料が付着してしまわないようにビニールやテープを使用してカバーをします。
塗るべきところだけをきっちり塗ることで細かい部分まで綺麗に塗ることが可能です。
下地調整とは、塗装する部分にひび割れや錆が会った場合、塗装しやすい状態に修復することです。
塗る前の壁の状態は仕上がりの良さを左右する重要なポイントです。
しっかり下地調整を行うことで、塗装が長持ちしますし、見た目も綺麗になります。
*下塗り
下塗りは良い仕上がりのために最も重要な手順です。
一般的なシーラー、下地調整を兼ねたサーフェーサーなどがあります。
シーラーとは白色の水性の下塗りであり、塗ると透明になります。
一方サーフェーサーと、上塗りの密着性を高め、耐久性を向上させる上に、もともとの塗装にできている細かいひび割れなども補修することが可能です。
*中塗り
ハケとローラーを使用して隅々までムラなく塗ります。
ここで塗り残しがあると仕上がりに影響するので、ひび割れ部分などは特にしっかり塗っていきます。
*仕上げ塗り
中塗りと同じ作業をもう一度行います。
重ねて塗ることで、より色鮮やかで耐久性のある仕上がりになるのです。
*足場ばらし
ここで施工は終了なので、後は仕上がりを確認するのみです。
□施工期間
足場を組み始めてから施工完了まで、約2週間かかります。
どこの業者に依頼しても施工の流れはほとんど一緒ですし、期間も変わりません。
□さいごに
今回は、外壁塗装の施工の流れと期間についてお伝えしました。
だいたいどのように施工が進んでいくかイメージしていただけたのではないでしょうか。
住宅の外壁の色が落ちてきていたり、剥がれてきていたり、劣化が気になり始めている方は業者に依頼して住宅の外見を綺麗に保ちましょう。