外壁塗装中に雨が降った場合はどうする?雨の影響について解説します!

外壁塗装中に雨が降ってきた場合の対処法についてご存じでしょうか。
雨で外壁塗装に影響が及ぶのは嫌ですよね。
外壁塗装するのであれば、雨の対策をしておくことがおすすめです。
今回は雨による悪影響や雨以外に塗装できない要因について解説します。
ぜひ参考にしてみてください。

□雨が外壁塗装に及ぼす悪影響について解説します!

1つ目は、塗料の耐久力が低くなってしまうことです。
雨が降ると、塗料の耐久性に問題が生じます。
塗料に雨水が入り込んでしまうと塗り斑ができ、塗料の中に泡が入っているのが目立ってしまいます。
外観が悪くなってしまうことは避けられないでしょう。

また、耐久力のあるアクリル系やシリコン系の素材で外壁塗装したとしても、雨のせいですぐにチョーキング現象が発生します。
ひびが入ってしまうこともあります。
雨は外壁の塗料における耐久性に影響を与えるため、注意しましょう。

2つ目は、工期が延びてしまうことです。
基本的に、外壁塗装は雨の日にしません。

そのため、天気予報で降水確率が50パーセントを超えた場合は、様子を見てできる部分だけ作業するのが一般的です。
すべての部分を雨が降っている中で作業するのは不可能なので、工事が延期されて工事が終わるまでかなりの時間がかかってしまいます。

3つ目は、塗装業者が怪我をするリスクが高まることです。
雨が降っている中で足場を使った作業は、足や手を滑らして落下する可能性があるので、ケガをするリスクが高まります。
以上が雨の悪影響についてでした。

□雨以外で外壁塗装できない要因について解説します!

続いては、雨以外で外壁塗装できない要因について解説します。
雨以外で作業できない要因は3つあります。

1つ目は、強風が発生した時です。
風が強すぎる日は、安全面の観点から作業できない場合があります。

この場合、作業する人の安全性が落ちるのはもちろん、強風によるゴミや落下物が塗料に付着して、仕上がり方にも影響が出てしまいます。
雨が降っていなくても、強風の際は塗装しない可能性が高いです。

2つ目は、大地震が発生した時です。
これは稀ですが日本は地震が多い国なので、いつ大地震が起こるかわかりません。
大地震が起こった場合は、作業を中断します。
小さな地震では作業を止めませんがかなり大きな地震の場合は、その後の余震も見込まれるので、中断するのが一般的です。

3つ目は、これから雨が降りそうな場合です。
雨が降っていない場合でも、天気予報でこれから雨が降ることを予想されている場合は、作業しない可能性があります。
外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回に分けて塗るのが主流です。
それぞれの間は乾燥させる必要があるので、雨が途中で降ってくると乾燥できません。

4つ目は、湿度が高い場合です。
湿度が85パーセントを超える状態だと、乾燥にかなり時間がかかってしまいます。
乾燥は塗膜が硬くなるまで3段階で行うため、かなりの時間を要します。
降水確率に加えて、湿度もチェックしておきましょう。

雨や湿度によって、塗装するかどうかが決まります。
そのため、湿度が高い夏や梅雨の時期は塗装しないことがおすすめです。
特に梅雨の時期は雨が続くので、作業がスムーズに進まない恐れがあります。
以上が雨以外で外壁塗装できない要因についてでした。

□雨が降った場合の対処法について解説します!

まずは、雨が降っていてもできる作業について解説します。
雨が降っていてもできる作業は、高圧洗浄と足場の組み立て・解体、シートの設置などが挙げられます。
基本的にこれら以外の作業は、ほとんどの場合はしません。

高圧洗浄は、外壁に付着した汚れを水で洗い流す作業です。
そのため、雨が降っていようが降っていなかろうが関係ありません。
足場の組み立てや解体作業は、強い雨だとやらない場合が多いですが、小雨程度の場合はやります。

シートは、飛散防止シートのことを指します。
塗料の飛沫が拡散しないようにするシートです。
こちらの作業は、雨が降っていてもできます。

次に雨が降ってきた時の対処法についてです。
下塗りで雨の中でも使える塗料は存在しますが、そうでない場合にどれだけ作業してほしいことを職人に伝えても基本的には断られます。

雨がかからない部分のみを塗装する可能性はあります。
ただ、天気予報で降水確率が50パーセントを上回っている際には、塗装しないことが多いです。
この場合には、雨が降っていても可能な作業を実施すると想定しておいてください。
以上が外壁塗装中に雨が降った場合の対処法についてでした。

□まとめ

今回は外壁塗装と雨の関係性について知りたい方に向けて、悪影響や雨以外に塗装できない要因について解説しました。
それぞれについて理解していただけましたか。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
この記事に関してご不明な点がございましたら、いつでもハヤトリフォームへご連絡ください。

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