夜露の発生条件とは?対処法についてもご紹介!

夜露が発生すると、洗濯物が濡れるといった問題が発生するため、なるべく予防したいとお考えの人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、夜露の発生条件と対策方法について解説します。
夜露の発生条件と対策方法を知っておくことで、事前に対策できるようにしましょう。

外壁塗装

□夜露とは?夜露の発生条件について

夜露とは、夜に降る露のことで、空気中の水蒸気が原因で起こります。

*飽和水蒸気量によるもの

飽和水蒸気量は、温度が高いほど多く、低いほど少なくなります。
つまり、夜に気温が下がり飽和水蒸気量が減少することで、空気中に含まれきれなくなった水分が夜露になるのです。
したがって、気温の高い夏は夜露が発生しにくく、気温の低い冬は夜露が発生しやすくなります。
そのため、夜露は一定の決まった時間に発生するのではなく、気温や温度に左右されます。

*放射冷却によるもの

放射冷却とは、晴れた日に地面に溜まった熱が夜に気温が下がることで放出され、地面の温度が下がる現象のことです。
この現象により地面付近の空気が冷やされ、そこに含まれていた水分が水滴になることで夜露が発生します。

外壁塗装

□夜露の対策方法とは

1.外に物を置かない

洗濯物や外に置きがちなキャンプやアウトドア用品など、濡れたら困るものはできるだけ外に置かず、室内に片づけておくことが大切です。
特に金属製のものは温度が伝わりやすいため気化熱が発生しやすく、夜露が発生しやすい材質のため外に置かないよう注意しましょう。

2.定期的に換気する

室内と室外の温度差によって空気中の水蒸気が水滴に変わり、夜露が発生します。
したがって換気を行い、部屋の温度を外の温度に合わせることで、結露の発生を可能な限り抑制できます。
暖かい空気は上に上がる性質があるため、換気ができない場合は、扇風機や小型のサーキュレーターなどを用いて部屋の空気をかき混ぜるだけでも、結露の発生を抑える効果が期待できます。

3.室温を上げすぎない

寒い冬は、暖房を使って部屋の中をぽかぽかに暖めたくなりますよね。
しかし、室温を上げすぎると室内の気温と外の気温の差が大きくなってしまい、結露の原因になってしまいます。
そのため、過度に部屋を暖めすぎないように注意しましょう。

外壁塗装

□まとめ

夜露は、飽和水蒸気量や放射冷却など、空気中の水蒸気量の変化が原因で起こります。
夜露の対策方法としては、外に物を置かず、濡れたらいけないものは屋根の下に入れておくこと、定期的に換気することなどが挙げられます。
換気が難しい場合は、扇風機やサーキュレーターなどを用いて、部屋の中の空気をかき混ぜるだけでも効果的です。

今すぐお電話をする