屋根の補修が必要なサインとは?屋根塗装やリフォームで気を付けるポイントも解説

屋根の状態や欠陥を最後に確認したのはいつでしょうか。
家を建てたとき、リフォームしたときと答える方が多いでしょう。
しかし、外の環境にさらされている屋根は気づかないうちにダメージを受けているかもしれません。
屋根の補修が必要なサインや補修を塗装会社に依頼するときの注意点をおさらいしていきましょう。

劣化したモニエル瓦 

□屋根の補修が必要なサイン

屋根材のトラブルのサインに気付いて、早めに対処できるようにしましょう。

瓦は、漆喰が剥がれ落ちたり、強風や飛散物によってずれが生じたり、欠けたりしたときは補修が必要です。

また、塗装するスレート、セメント瓦は、経年劣化で色褪せが起こったり、防水性を失って、苔が生えたり、屋根材事態がもろくなって欠けやひび割れが起こることもあります。

金属屋根を使用している場合は、錆にも気をつけましょう。
ガルバリウムやトタンの屋根は表面の塗膜が剥がれ、防水性を失うと錆びを引き起こしやすくなります。

さらに劣化が進むと腐食が起こり、ボロボロになります。
ガルバリウムは錆びに強い素材として有名ですが、それはきちんとメンテナンスされていることが前提です。
ガルバリウムの屋根でも、定期的なメンテナンスやさびのチェックは欠かさないようにしましょう。

劣化したコロニアル屋根

□屋根塗装によるリフォームや補修のポイントと注意点

補修のサインを見つけたら、補修や屋根リフォームを検討しましょう。

まずは、工事内容は塗装会社に点検や調査してもらいましょう。
自分自身で、工事内容を決めるのは難しいでしょう。
そこで、塗装会社に診てもらい、必要な工事内容を提案してもらえます。
自分では気づけなかった劣化や補修が必要な個所を探してもらえます。

また、外壁の補修、リフォームも検討している場合は同時に行うのがおすすめです。
同じ足場で作業できるため、足場代を節約できます。

スレート瓦やセメントの瓦は、アスベストが含まれている可能性があります。
アスベストは人体に害のある物質です。
もし万が一、工事中に有害物質が飛散すると、家族や近所の人にも危害が及んでしまいます。
このような瓦が使われている場合は、アスベスト診断士や石綿作業主任者の在籍している塗装会社への相談がおすすめです。

割れているコロニアル屋根

□まとめ

屋根はなかなか目の届かない場所です。
しかし、雨漏りや屋根材の落下などの被害が出る前に自分でこまめにチェックしましょう。
悪化する前に劣化や剥がれといった補修のサインに気付くことで、悪化する前に補修できます。
屋根で何か気になる部分があれば、早めに塗装会社に相談しましょう。

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