屋根塗装と葺き替えではどっちを選ぶべき?ポイントを解説します!

屋根の工事を検討している方、屋根塗装と葺き替えで迷われている方もいらっしゃると思います。
今回は、塗装と葺き替えを選ぶ際のポイントを紹介していきます。
この記事を参考に、塗装と葺き替えでの迷いを解消しましょう。

□塗装と葺き替え、それぞれのメリット・デメリットとは?

*塗装のメリットデメリット

塗装を行う場面は、主に塗料の耐用年数が切れた際や色あせ、ひび割れが見受けられた際です。

そこでメリットとなることは、「コストを抑えられること」「屋根の寿命を伸ばせられること」「色あせやひび割れを防げること」「好きな塗料を選択できること」の4つです。

デメリットは、「定期的に塗り替えが必要なこと」「天候に左右されて工期が伸びること」の2つです。

一般的に7~10年で耐用年数が切れるため、塗り替えが必要になるという特徴があります。
しかし比較的、屋根の撤去よりもコストを抑えて屋根を補強できる点で優れています。

*葺き替えのメリット・デメリット

葺き替えは、既存の屋根に劣化や破損が見受けられた際に、新たな屋根を取り付ける大きな工事のことをさします。

そこでメリットとなることは、「下地の劣化箇所を確認できること」「耐久性の向上が見込まれること」の2つです。

デメリットは、「コストが高いこと」「工期が長いこと」の2つです。

やはり、屋根を新しく取り替え、既存の屋根を処分するには大きなコストがかかります。
加えて下地の補修費用もかかるため、高額の負担が見込まれるでしょう。

しかし、瓦屋根から他の屋根材に切り替えることで建物全体への負担が減り、耐久性を高められる点や、しっかりと手直しができる点で優れています。

□塗装と葺き替えのタイミング

ここからは、前述でも少し触れましたが、塗装と葺き替えのタイミングについてより詳しく説明していきます。

まず、塗装するタイミングは4つあります。

1つ目は、色あせている時です。
屋根の色があせていることは塗膜が劣化していることを知らせており、すぐに雨漏りや腐食し始める訳ではないですが、メンテナンスを考える目安にしましょう。

2つ目は、塗膜が剥がれた時です。
塗膜は経年劣化によって剥がれます。
その場合は、防水機能の低下が見受けられ、屋根材の腐食が進行し始めると考えた方が良いでしょう。

3つ目は、カビやコケが発生した時です。
カビやコケが発生すると、塗膜が剥がれることと同様、防水機能が低下してしまいます。

4つ目は、以前の塗装から10年が経過する時です。
10年を超えると、基本的に塗料の耐用年数が切れてしまうためです。

続いて、葺き替えのタイミングは5つあります。

1つ目は、屋根が破損している時です。
その際は、塗装では補修できないため、葺き替えが必要になります。

2つ目は、屋根がずれた時です。
屋根のずれも塗装では補修できず、雨漏りや事故を引き起こす可能性が高くなるため、葺き替えが必要です。

3つ目は、屋根が腐食している時です。
雨やカビなどで屋根が腐食すると、下地が破損する可能性が高くなるため、葺き替えが必要です。

4つ目は、雨漏りが発生した時です。
塗装では補修できず、住宅の内部まで腐食してしまうため、葺き替えが必要です。

5つ目は、屋根の耐用年数を迎えた時です。
塗装の場合と同様、耐用年数が切れた時には葺き替えを行いましょう。

□まとめ

今回は、塗装と葺き替えを選ぶ際のポイントを紹介していきました。
どちらにもメリット、デメリットがあり、タイミングによってもとるべき選択は変わってきます。
この記事を参考に、ぜひご自宅の状態もチェックしてみてください。

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