屋根塗装の必要性や塗装した方が良いタイミングについて解説します!

「屋根塗装をした方が良いと言われたけど本当に必要なのかな」
「そこまで高い工事をして効果がなかったら嫌だ」
このような疑問や不安をお持ちの方は多いです。
今回は、屋根塗装の必要性や塗装が本当に必要なタイミングを解説しますので、ぜひ工事を依頼するかの判断材料の1つにしてくださいね。

□屋根塗装の役割とは?塗装の必要性について具体的に解説します!

この項では、屋根塗装の3つの重要な役割について解説します。

1つ目は、美観を保つことです。
屋根は、塗装することにより、色をお好みで変えたり艶を加えたりできます。
どんな建物も、時間が経つと外部の影響を受け劣化していきますが、塗装を行うことで新築のような美しい見た目によみがえらせることが可能です。

2つ目は、建築材の保護です。
塗装により、雨や紫外線、サビなどから屋根を守れます。
日本瓦や金属屋根、セメント瓦はいずれも水分や紫外線に耐性が高くはありません。
これを、塗装して塗膜で包んであげることにより外部環境の影響を受けづらくし、寿命を伸ばせます。

3つ目は、機能性の付加や向上です。
塗装する塗料によっては、遮熱、断熱、防カビ、防汚、弾性、セルフクリーニングなど多種多様な機能を付加させたり向上させられます。
例えば、遮熱塗料では塗装により20度以上表面温度を下げられるものもありますし、セルフクリーニング機能を持つ塗料は掃除をしなくても雨だけで汚れを流せます。
建築段階でできなかったことでも、塗装をすることにより住環境を良くできるのです。

以上の3つが、主な屋根塗装の役割です。

□屋根塗装が必要なタイミングっていつ?本当に必要な時期を見極める方法をご紹介!

屋根塗装の目安は、新築や前回の塗装から10年後です。
一方、単純に年数だけでなく実際の屋根の劣化状態からも判断した方が良いです。
ただし、屋根の上に登って状態を見るのは、専門家でない限り危険ですので、今回は地上から確認できる条件を3つご紹介します。

1つ目は、屋根が破損している場合です。
地上から見ても屋根の破損がわかる場合には、すぐに修繕が必要でしょう。
大きな破損は塗装のみでは足りない場合もありますが、塗装と同時に修繕工事も依頼することで費用節約になる可能性もあります。

2つ目は、塗料が色あせている場合です。
屋根の色が薄くなっていたり、部分的に色があせていると思ったら再塗装のタイミングと言えるでしょう。
色あせしている状態は、見た目の悪さだけでなく、表面化していない劣化が進んでいるという可能性もあります。
特に、前回の塗装や新築から10年以上が経過している場合は、施工会社に依頼し塗装が必要か相談した方が良いでしょう。

3つ目は、塗装が剥がれている場合です。
塗膜がひび割れて剥がれてしまっている場合は再塗装が必要です。
塗装が剥がれた部分は、建材が剥き出しになっているため紫外線や雨にじかにさらされてしまいます。
そのまま放置すると、家自体の寿命を短くしかねないので、多くの部分で塗装に剥がれがある場合は再塗装を行った方が良いでしょう。

□屋根塗装って実際いくらくらいなの?相場や塗装以外の補修方法をご紹介します!

まず、屋根塗装の費用相場は、約30坪の家でズバリ40万円から80万円です。
この価格には、塗料や塗装代だけでなく、足場代や人件費も含んだトータルの料金です。
予算の目安にしてくださいね。

しかし、屋根のメンテナンスは塗装だけでは足りない場合もあります。
この項では、塗装工事以外の補修方法や相場についてもご紹介していきます。

1つ目は、ふき替え工事です。
これは、屋根材を全て新しいものに取り替える工事で、次回のメンテナンスまでの期間を1番長くできる工事です。
また、この工事では、屋根材の下の防水シートや野地板と呼ばれる下地まで交換できるため、土台部分からの補修が可能です。
費用相場は、約30坪で、60万円から200万円です。

2つ目は、カバー工法とも言われる重ねぶき工事です。
これは、現状ある屋根の上に新しい屋根材を被せる工法です。
ふき替え工事に比べて、古い屋根の撤去費用や撤去作業が入らないため、費用も安く済みますし、工期も短期間で良いです。

しかし、下地の補修はできないため、損傷がひどい場合にはこの工法を採用できないケースもあります。
費用相場は、約30坪で80万円から120万円です。

また、この他にも部分的なさまざまな補修方法があります。

台風や防風などで屋根が一部だけ傷ついたときは、以下のいずれかの工事を行うでしょう。
まず、約10万円以下でできる補修が、屋根の山に取り付けられている板金の交換や、漆喰部分の補修です。
また、屋根材の一部差し替えは5万円程度でできます。
雨漏り補修の場合は、一部で済む場合もあれば、全体の補修が必要なケースもあるため、費用相場は5万円から30万円です。

□まとめ

今回は、屋根塗装の必要性や塗装した方が良いタイミングについて解説しました。
当社には、建築士が在籍しており、家の寿命を考えたご提案ができます。
屋根塗装を行うにしても、材質が古くなっている場合は意味がありません。
そのような場合も、最善の提案をいたしますので、ぜひご安心してお任せください。

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