あなたの家の周りで、必ずと言っていいほど見る壁の間のゴムパッキン、なんだかわかりますか?
実は名前をコーキングと言いまして、あなたの住むお家に多大なる恩恵を授けてくれているものなのです!
それではそんなコーキングについてお伝えします。
・コーキングとは
コーキングとは外壁と外壁の間を埋めたり、窓のサッシや浴槽と壁の隙間を柔らかい素材で埋めることを言い、シーリングとも呼ばれます。
ゴムパッキンのようなもので間が埋まっているのを見たことがある人も多いはずです。
なぜ間を埋める必要があるのでしょうか。
・コーキングの必要性
コーキング必要な理由は大きく分けて三つあります。
これを読んでいただくとなぜコーキングが必要なのかご理解いただけるかと思います。
1.間を埋めることによって防水を行う
建物の外壁の間が埋まらずに水が漏れてくる、なんてことがあったら嫌ですよね。
漏れてくる水や汚れは外壁などの劣化の原因にもなり防ぎたいものです。
コーキングをすることで、固い素材である外壁や浴槽などの完全に埋まりきらない隙間を埋めて防水性を高めてくれます。
浴槽のパッキンがないまま、ふと隙間をのぞいてみたらカビだらけなんてゾッとしませんか?
2.建材同士の衝撃を吸収する
外壁など建材は固い素材でできています。
もし、建材がコーキングなしに隣り合っていたら、この固い素材が気温の変化によって膨張、収縮を繰り返し、お互いにに衝撃を与えあってしまい、建材のひび割れなどにつながってしまいます。
そこで、その間に柔らかい素材であるコーキング材をはさむことによって、建材同士の衝撃を吸収し、建物としてより長期間の寿命を達成できるのです。
3.クラック補修
ひび割れができたときにも、コーキングを利用することでそのひび割れを簡単に埋めることができます。
壁の塗り直しよりもお気軽に補修ができるのです。
・コーキング材の種類
コーキングの材料となるコーキング材には複数の種類があります。
用途によって適したコーキング材は異なりますので、それぞれの特徴をお伝えします。
1.シリコン系
シリコン素材でできたもので、シリコンの水をはじく特徴からお風呂などの水回りのコーキングによく使われます。
その特性から逆に、外壁塗装を弾いてしまうため、外壁のシーリングには適していません。
2.変性シリコン系
シリコン系と異なる点として、塗装ができ、耐久性に劣るという点が挙げられます。
主に外壁でのコーキングに多く使われます。
原料となる樹脂がシリコン系とは異なるものを使用しています。
3.ウレタン系
この素材の特徴は、密着性に優れており、紫外線にさらされると劣化してしまういう点です。
密着性を生かしてコンクリートや木材のひび割れ補修などによく使われますが、太陽光から守るため、塗装が必須です。
4.アクリル系
特徴として、安くて耐久性に劣るという点が挙げられます。
現在この素材があまり使われていない理由として、耐久性の低さゆえにメンテナンスが多く必要とされ、結局のところコストがかかってしまうという問題があります。
コーキング材の劣化とメンテナンスを予想して計画を立てる必要があるのです。
身の回りのコーキングがどんなもので、どんな効果があるのかご理解いただけましたか。
ご自宅の外壁塗装などをお考えの方はぜひハヤトリフォームにご相談ください。
圧倒的に丁寧な仕上がりと懇切丁寧なアフターケアを心がけておりますので、きっとお客様のご意向に沿えるかと思います。