外壁塗装の塗料は、非常に様々な種類がありますよね。
ニーズを追求した結果、ここまで多くの塗料が作られるようになったわけですが、選択肢が多いのも困るというものです。
そこで今回は、創業当時外壁塗料を専門に販売してきたハヤトリフォームが、塗料の種類をご紹介します。
□水性と油性の塗料の違いは？
まずは外壁塗装の塗料の成分を見ていきましょう。
外壁塗装の塗料は、合成樹脂と顔料、そして添加剤の3つの成分で構成されています。
合成樹脂は、塗料の主成分であり、耐久性を左右します。
顔料は、塗料の色を決めます。
添加剤は、塗料に防カビや防腐、たれの軽減などの様々な機能を追加します。
これらの成分で構成されている塗料は、そのままでは外壁塗装には使用できません。
希釈剤で薄める必要があります。
この希釈剤として使用するものにより、水性と油性に分けられるのです。
水性では水を、油性ではシンナーなどの溶剤を使用します。
外壁塗装で一般的なのは、水で薄める水性の塗料です。
最も臭いが少ない塗料なので、小さなお子様やペットがいるご家庭に安心してご使用いただけます。
更に、揮発性有機化合物という大気汚染の原因となる物質の排出が少ないので、使用することで環境に貢献できるというメリットもあります。
油性の塗料は、臭いは強いですが、耐久性が高いという特徴があります。
そのため、屋根塗装には広く一般的に使われている塗料です。
雨に強いのに加え、艶が長期間残るので、綺麗な外観を長く保てます。
□外壁塗装の塗料を5つご紹介！
1つ目はウレタンです。
外壁塗装に広く使われる塗料で、価格と機能のバランスが良いという特徴があります。
耐久性は低いですが、密着力が高いので、雨どいや手すりに使用することをおすすめします。
ちょっとした場所に使うとコストダウンを狙えるので、賢く使用していきましょう。
2つ目はシリコンです。
シリコンは近年で一番使われている塗料と言えるでしょう。
ウレタンよりも高い耐久性を持ち、色味が豊富であるという特徴があります。
コストパフォーマンスが良い塗料なので、外壁塗装の塗替えを気軽に楽しめます。
3つ目にピュアアクリルです。
この塗料は、特殊塗料です。
機能性は非常に高い優秀な塗料ですが、その分価格も高くなりますが、20年近く綺麗な状態を保てるので、長い目で見るとお財布に優しい塗料です。
アクリルは樹脂を指し、耐久性と防水性に非常に優れています。
また、その透明度の高さから、飛行機の窓や水族館の水槽の素材として使用されることもあります。
しかし、その万能性故にコストは高くなります。
更に高純度の樹脂を使用した水性塗料なので、冬に施工する場合は工期が長くなる傾向にあるます。
余裕を持った期間を設けられる方には、ぜひおすすめしたい塗料です。
それぞれに良い面も悪い面もあるので、しっかりと確認しておきましょう。
4つ目はフッ素です。
フッ素には汚れを寄せ付けない性質と、トップレベルの耐久性があります。
美しい外観を長持ちさせたい方にピッタリですが、専用の下塗り剤が必要になります。
更に2回目の塗替え時に使える塗料が限られてしまうので、ご注意ください。
5つ目は無機塗料です。
無機という名前の通り、炭素を含まない物質で構成されています。
塗料の中で最も耐久性が高く、紫外線に強いのに加え、藻やコケが繁殖しにくい特徴があります。
イメージはガラスを塗布している感じですが、硬い素材が故にひび割れが発生しやすいのが難点です。
□外壁塗装の塗料選びはプロの意見も参考にしよう！
ここまでは外壁塗装の塗料の種類を紹介してきましたが、非常に様々な種類があることをより実感していただけたと思います。
それぞれ性質が異なり、メリットもデメリットもあります。
ご自身の想いや住まいに適した塗料を、おひとりで選ぶのは骨が折れてしまいますよね。
そんな時は、気軽にプロに相談しましょう。
当社も最適な予算で最高の仕上がりになるよう、職人ならではの視点からご提案させていただいております。
外壁塗装をする目的やこれからのライフプランを伝えていただき、それにピッタリの塗料を一緒に選んでいきましょう。
また、どの塗料を使用したとしても、塗装する者の技術力がないと存分な効果を発揮できません。
2度目の塗替えという家も多くなると思われますので、適切な塗装工程でないと塗装の意味をなさなくなってしまいます。
そういった点では、塗装経験と塗装知識が豊富な、当社のような塗装会社を選ぶことが大切です。
高圧洗浄や下地処理をしっかり行うかも確認すると、より安心してお任せできるでしょう。
□まとめ
今回は、外壁塗装の塗料の種類についてご紹介しました。
外壁の種類や耐用年数によってご自身に適した塗料は異なりますので、どのような家にするかをイメージしてみると良いでしょう。
当社は外壁塗装に関するご相談を随時受け付けておりますので、春日市周辺にお住まいでしたらぜひご検討ください。
