春日市で屋根塗装を行いたい方必見!水性と油性塗料の違いを解説します!

「塗料には油性と水性のものがあるが、どちらを選ぶのが良いのだろう」
春日市にお住まいで、このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、それらの違いと、塗料を選ぶ際のステップを解説します。
ぜひ参考にしてください。

□屋根塗装の水性塗料と油性塗料の違いとは

そもそも、塗料には水性と油性の2種類があることをご存知でしょうか。

水性塗料は、塗料を水道水で薄めて使用するものです。
一方で油性塗料は、塗料をシンナーで薄めて使用するものです。
どちらも、2剤タイプのものであれば、硬化剤を追加して使われます。

さらに、油性塗料は弱溶剤と強溶剤の2つに分けられます。
まずは、簡単にそれぞれの用途を紹介します。

水性の塗料は、住宅の塗装やDIYに使われます。
油性の弱溶剤は住宅の塗装や耐久性が必要な箇所や密着性の悪い素材をDIYする際、強溶剤は大型の建築物、車や橋梁の塗装に使用されます。

用途をお分かりいただけたところで、続いて水性と油性の塗料の違いを紹介します。

まずは、耐久性を比較します。

塗料には、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などの種類があり、それぞれに水性と油性があります。
ウレタンの塗料であれば、耐用年数は水性の場合3年から10年、油性の場合は8から10年です。
フッ素の塗料であれば、耐用年数は水性の場合8年から15年、油性の場合は15年から20年です。

つまり、耐久性の点では、油性塗料の方が比較的耐久性が高いといえます。

続いて、費用を比較します。

結論から言うと、水性塗料の方が比較的安いです。

しかし、何年間今の住宅に住むかどうかで、コストパフォーマンスが異なります。
例えば、10年以下しか住まないという方の場合を考えましょう。

・8年ほど持つ40万円の水性のシリコン塗料
・15年持つ60万円の油性のシリコン塗料

上記の二択であれば、10年以下しか住まないという方には水性のシリコン塗料を使用する方が、費用を抑えられます。

最後に、塗装する際の臭いや環境への影響について比較します。

臭いは皆さんが想像するように、シンナーを使用する油性塗料の方がきついです。
さらに、シンナーは環境にも良くないため、近年では使用を控える傾向にあります。
そのため、環境や臭いに配慮したいという方は水性の物を選ぶと良いでしょう。

□塗料の成分と種類を紹介します!

前の章では、水性塗料と油性塗料の違いについて紹介しました。
続いて、様々な塗料の成分と種類を紹介します。

1つ目が、アクリル樹脂塗料です。
これは、無色透明で温度が高い環境で塗料が変色する現象には強いです。
しかし、耐用年数があまり長くないので、定期的な点検と塗装が必要です。
そのため、あまり屋根の塗料には使われません。

2つ目が、ウレタン樹脂塗料です。
これが、最も一般的な塗料で水や油に強いです。
鋼材やアルミ、コンクリート、モルタルなどとの相性も良い塗料です。

3つ目が、シリコン樹脂塗料です。
塗装した膜が光沢のあるガラス質に仕上がります。
防水性、防汚性、耐久性も高い上、品質に対して価格がお手頃なので、コストパフォーマンスが高い塗料です。

□屋根塗料を選ぶステップを解説します!

ここまで、水性の塗料と油性の塗料の特徴、屋根塗料の成分と種類を紹介しました。
最後に、屋根塗料を選ぶ際の3つのステップを紹介します。

まず、1つ目のステップは何年維持したいかで塗料を決めることです。

この際の判断基準は、この塗装で何年間維持したいかと、費用とのバランスです。
水性塗料と油性塗料のところでも解説したように、これから何年住むかどうかを考えて塗料を選ぶことでコストパフォーマンスを高められます。
例えば、ウレタン塗料であれば、耐用年数は8年から10年で費用相場が40万円から45万円となっています。
シリコン塗料であれば、耐用年数が10年から15年で費用が42万円から50万円程度となっています。

塗り替えを行うタイミングによって、あと何年間その家で生活するかが異なるので、塗装業者の方とも相談しながら検討すると良いでしょう。

2つ目のステップが、暑さや寒さ、汚れ対策など、欲しい機能で決めることです。

例えば、夏に2階の部屋が暑いというケースや、冷房の費用を節約したいという方は、遮熱機能がある塗料を選びましょう。
暑さも寒さもどちらも対策をしたいという方は、断熱機能がある塗料を選ぶと良いでしょう。
このように、欲しい機能に合わせて塗料選びを行いましょう。

3つ目が、シンナーが気になるどうかで水性か油性かを決めることです。

例えば、屋根に使う塗料は耐久性を重視したいという方は油性、シンナーの臭いが心配という方は水性を選ぶなど、希望に合わせて検討しましょう。
詳しくは、水性と油性の違いを紹介している章を参考にしていただきながら、選んでいただくと良いでしょう。

□まとめ

この記事では、屋根塗装に使われる塗料の油性と水性の違いと、塗料の成分と種類、塗料の選び方を紹介しました。
塗り替えを行うタイミングやご家族の希望によって選び方は異なるので、お困りの方はぜひ一度当社にご相談ください。

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