2012年03月27日
屋根を補強するリフォームです。
まず、棟瓦の瓦止めします。
台風の強い風に飛ばされないようにします。
雨水は下にちゃんと流れるようにします。
次は漆喰で補強する工事です。
棟瓦の三日月になっている面土に漆喰を塗り補強します。
専用のコテを使って漆喰を塗ります。
下屋根の水切部分も補強します。
鬼瓦の周りも漆喰を巻きます。
何回も押えて固めます。
漆喰工事が完成しました。
すべての棟瓦を補強しました。
雨漏りも防止できます。
最後に軒先の瓦に長い特殊な釘(きんさ釘)を打ちこみます。
まずドリルで瓦に穴を開けます。
次に錆びないステンレス製のきんさ釘を打ち込みます。
釘を打つ位置は垂木が裏にある所です。
軒先瓦、4枚に1本の間隔で打っていきます。
釘はモクネジになっているため
釘を垂木に深く打てば、釘が抜けることはないのです。
これで完成です。
屋根の瓦全体が瓦止めでつながっているので強く
雨漏りしない屋根になりました。
これなら強い台風や突風が吹いても瓦は飛びません!