福岡の業者が解説、屋根塗装に関する失敗と注意点とは?

どういった工事にも言えることですが、屋根塗装に関しても失敗談はあります。
自分自身が失敗するのは避けたいところですよね。
そこで今回は、屋根塗装で失敗しないためにどういった点に気を付けるべきか、注意点としていくつか例をあげていきます。

□屋根塗装でよくある失敗

*屋根塗装を先延ばしにして費用が増えてしまった

「屋根の劣化に気付いていたが、それほど見えない部分のため塗装を先延ばしにしていたら、雨漏りが発生しはじめた」
このような方は少なくありません。
しかし、塗装では対応できないくらいに劣化していると、葺き替えなどの追加工事が必要になるため、費用が余計にかかるということがあります。
目に見えない部分だからこそ、先延ばしにせず、少し早いくらいのタイミングで屋根塗装を依頼する方が良いかもしれません。

*工事がいい加減だったことに気付かなかった

屋根は下から状態を確認できないため、工事が適切に行われているかも分かりません。
そのため、優良な業者を選ぶ、あるいは工事内容と日数を把握する必要があります。
今回は工事内容と日数について話をします。
平均的な工事日数は約2週間です。
ただ、気候によっては塗料が乾燥にかかる時間が長くなったり、雨が降って作業が出来なかったりすることもあるので、工期は多少変化します。
あまりにも短い工事の場合は、塗装の工程を一部省略している可能性もあるので注意してください。
工事内容としては、足場の組み立て、屋根の洗浄、下地処理、養生、下塗り、中塗り、上塗り、縁切り、確認修正、足場の解体、が主な作業となります。

□屋根塗装時の注意点

*屋根塗装が何回目か

塗装は屋根素材のメンテナンスの1つですが、屋根素材の状態に関係なく、4回以上は塗装という形でメンテナンスはできません。
理由は塗膜が厚くなってしまうからです。
塗装をする理由は、塗膜がなくなったからではなく、薄くなってきたからで、4回目を行う時点では1.2.3回目の塗膜が多少なりとも残っています。
そうした塗膜の重なりによって、塗膜が厚くなりすぎると割れる可能性が非常に高くなるので、4回目は塗らずに葺き替えをしてください。
葺き替えは既存の屋根を新しいものに交換する作業のことを指し、これを行うことで、古い塗膜は全てなくなります。

*屋根そのものに問題はないか

塗装はメンテナンスとはいえ、屋根自体を修理するわけではありません。
紫外線や雨から屋根を守るだけで、屋根がすでに壊れてしまっていては、塗装はほとんど意味をなしません。
屋根がだめになっていると、その部分から雨漏りが発生していたり、その部分だけ塗膜が割れやすくなっていたりします。
屋根は外壁と違って下からでは、状態を確認することが出来ませんので、業者に依頼したタイミングで、屋根に問題はないか確認してもらうようにしましょう。

以上、屋根塗装における注意点をご紹介しました。
是非これらを参考にして、満足のいく屋根塗装につなげてくださいね。

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