福岡の業者が解説!外壁塗装用の塗料の選び方とは?


外壁塗装に使われている塗料にも種類があって、塗料ごとに性能や耐用年数などの違いがあることをご存知でしょうか。
各塗料の違いを把握することで、長期的な住宅管理を上手に行うことができます。
この記事を参考に、自分の家に最適な塗料はどの塗料なのか考えてみてはいかがでしょうか。

□塗料の種類について

外壁塗装に使われている塗料は良く使われているもので、大きく分けて6種類あります。
各塗料は、耐用年数、価格(平方メートルあたり)、性能の3点に関して違いがあるので、それらについて触れながら紹介していきます。

・アクリル 耐用年数5~7年 価格1400~1600円

アクリル塗料は、現在ではほとんど使われていません。
ただし、ピュアアクリルというアクリル塗料は、不純物を取り除いたもので、耐用年数は15年前後と長く、現在でもよく使われています。

・ウレタン 耐用年数8~10年 価格1700~2200円

アクリルと同様に、現在ではほとんど使われなくなりました。
塗膜の柔らかさが特徴で、破風・鼻隠しといった付帯部では現在でも使われています。

・シリコン 耐用年数10~15年 価格2300~3000円

価格と耐用年数のバランスが良いため、現在もっとも使われている塗料です。
また、汚れに強く、色の種類が非常に多いことも特徴としてあります

・ラジカル 耐用年数13~17年 価格2500~3000円

2012年に開発された塗料で、急激に人気が上昇しています。
シリコン塗料と価格はそれほど変わらないのに耐用年数はシリコン塗料よりも長いという点で、現在もっとも注目されている塗料です。
ただし、開発から時間が経っていないため、将来性という点で多少の不確実性を持っています。

・フッ素 耐用年数15~20年 価格3800~4500円

耐用年数が非常に長い分、価格は比較的高くなっています。
まだまだ住宅への普及率は低く、メンテナンスが難しい大きな建物や、橋などで使われる方が多く、住宅であれば、屋根などに使われることが多いです。
紫外線、酸性雨、汚れに強いという点で、非常に耐久性に優れています。

・無機 耐用年数20~25年 価格4500~5500円

現状、最も耐久性に優れています。
セルフクリーニング機能というものがあり、親水性が高く汚れがつくことなく、雨によって汚れを流してくれます。
フッ素同様、まだまだ普及は進んでいませんが、今後注目されている塗料になっています。

塗装の度に足場代や人件費がかかることを考えると、長期的な視点から見たコストを検討する必要があります。
価格や耐用年数、性能などを総合的に見て、ご自身の希望に合う塗料選びをしてくださいね。

□まとめ

塗料の種類だけでもこれだけの種類があるので、迷ってしまうのは仕方ありません。
今回は触れなかったデザイン性も塗料選びの際には重要になってきますので、それらも考慮したうえで、自分にもっともあった塗料はどれなのか考えてみてはいかがでしょうか。

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