福岡市で外壁塗装をお考え中の方はいらっしゃいませんか。
外壁塗装に使用する塗料の種類はたくさんあるため、どの塗料を使えば良いのか迷ってしまうかもしれません。
たくさんの種類がある中で、最も有名な塗料としてシリコン塗料が挙げられます。
今回は、シリコン塗料の価格や特徴についてご紹介します。
□シリコン塗料とは
シリコン系の合成樹脂が主成分の塗料のことで、正式名称はアクリルシリコンと言います。
アクリルにシリコンを含んでいるので、耐用年数が短いアクリル塗料とは別の種類です。
塗料にはたくさんの種類が存在しますが、塗装の約70パーセントはシリコン塗料が採用されていると言われています。
他の塗料とはどのような違いがあるのでしょうか。
昔は付帯部分の塗装はウレタン塗料が主流だと言われていましたが、技術の発展からシリコンを塗料として使用できるようになりました。
付帯部分は外壁と比べると劣化するスピードは速く、ウレタン塗料を使った場合は、すぐ塗り直しが必要になるでしょう。
しかし、シリコン塗料は耐用年数が長いので、他の塗料よりも長持ちさせられるでしょう。
価格で塗料を比較する方は多いと思いますが、耐用年数や性能もしっかり考慮して比較するようにしましょう。
また、近年はラジカル塗料が出てきたことで、主流が移りつつあるようです。
ラジカル塗料は、価格は高くなってしまいますが、機能面では非常に優れています。
まだあまり普及していないので、知らない人が多いと思いますが、主流が変わるかもしれません。
他にもたくさんの種類があるので、即決せずにじっくり検討してみましょう。
□メリットとデメリットとは
＊メリットとは
大きなメリットとして、3つ挙げられます。
1つ目は、費用対効果が高いことです。
価格に対して、耐用年数が長いというメリットがあります。
耐用年数は12年から15年と言われており、他の塗料と比べても耐久性に優れていると言えるでしょう。
予算が不安でも、性能が良い塗料を使用したいと考えている方にはぴったりな塗料でしょう。
2つ目は、汚れにくいことです。
外壁の汚れは、雨水や外気中のホコリが付着してしまうことが原因だと言われています。
シリコン塗料の塗膜は非常に硬く撥水性も優れており、雨水やホコリを弾くので、耐久性だけでなく防汚性も非常に高いです。
せっかく塗装したのに、すぐ外壁が汚れてしまうのは避けたいという方には、ぴったりな塗料だと言えるでしょう。
3つ目は、綺麗なツヤがあることです。
ツヤのある塗膜を形成するため、他の塗料と比べると光沢保持率が高いです。
他の塗料と比較すると、光沢保持率が2倍もあるという結果も出ています。
綺麗なツヤが出ると新築のようにピカピカな仕上がりになるので嬉しいですよね。
＊デメリットとは
大きなデメリットとして3つ挙げられます。
1つ目は、DIYには向いていないことです。
低粘度の塗料のため、非常に手間がかかってしまうので、素人ではとても扱いにくいです。
業者に依頼せずにご自身で塗装をしようと考えている方にはあまりお勧めできないでしょう。
使用したい場合は、プロである業者に依頼するようにしましょう。
2つ目は、安い塗料が他にもあることです。
アクリル塗料やウレタン塗料と比べると、価格が高くなってしまうでしょう。
しかし、耐用年数が長く、汚れにくいという特徴があるので、トータルコストは他の塗料と比べると安くなるかもしれません。
予算に少し余裕がある方は、価格の安さだけを見て、購入を決めることは避けましょう。
3つ目は、ひび割れしやすいことです。
塗膜が固いというメリットがある反面、ひび割れしやすいという特徴があります。
強風や地震で住宅が揺れた時に、ひび割れてしまうリスクは高いでしょう。
ひび割れするリスクを軽減したい方は、弾力性のシリコン塗料を使うようにしましょう。
□シリコン塗料の相場とは
シリコン塗料で外壁塗装をした場合、1平米あたり約2000円だと言われています。
しかし、これはあくまで目安なので、塗装を依頼する業者によって価格は変わってきます。
また使用する塗料によっても大きく変わるので注意しましょう。
セラミックシリコンが主成分の塗料を使った場合は、典型的なシリコン塗料を使った場合の2倍以上になる可能性があります。
シリコン塗料の中でも、製品によって品質や価格に違いがあります。
セラミックが配分された製品では、一般的な塗料と比べて耐用年数は長いですが、価格が高くなってしまうでしょう。
耐用年数が高い塗料を使用すると、塗り替えをする回数を少なくできるので、トータルコストを抑えられます。
予算に不安がある方も、価格の安さで購入を決めるのではなく、長期的な視点で検討するようにしましょう。
□まとめ
今回は、シリコン塗料の特徴や価格についてご紹介しました。
どの塗料を使用すれば良いか分からなかった方も、シリコン塗料の魅力が理解できたのではないでしょうか。
他にも種類がたくさんあるので、価格だけでなく性能や耐久性を考慮して決めましょう。
この記事を参考にして、失敗のない外壁塗装をしてください。
