屋根塗装のガルバリウムはどんな素材?塗装が必要な理由とは?

屋根材にはさまざまな種類があります。
その中でもガルバリウムは、錆に強く、耐水性、防水性をはじめとする機能性を持った屋根材です。
今回は、ガルバリウムやガルバリウムに塗装が重要な理由についてチェックしていきましょう。

ガルバリウム鋼板塗装

□屋根塗装のガルバリウムとは?

ガルバリウムとは、「ガルバリウム鋼板」の呼称です。
ガルバリウム鋼板は、アルミニウムと亜鉛、シリコンが含まれるめっき成分を持った建材です。
アルミニウムには、熱反射性、加工性、重量性、耐熱性、防水性があります。
亜鉛には、犠牲防食作用と呼ばれる素地の鉄を腐食させにくい作用があるため、さびにくく、耐久性にもとても優れています。
雪や雨が降る地域や沿岸に家を建てる際にぴったりです。

デザインや色もバリエーション豊富で、シンプルやモダンな雰囲気を演出したい方に人気です。
その一方、トタンの倉庫のような見た目で好き嫌いが分かれがちです。

□ガルバリウムに塗装が必要な理由

ガルバリウムは塗装が必要です。
ガルバリウム鋼板は、塗装することで長持ちします。
塗膜で鋼板を覆うことで、外からのダメージを軽減できるためです。

ガルバリウム鋼板は錆びにくいですが、そのままでは傷がつきやすい建材です。
ガルバリウム鋼板は、塗装せずそのまま屋外に放置しておくと、雨風にさらされて、傷がつきます。
その状態で放置しておくと、次第に錆びてくるのです。
そのため、定期的なメンテナンスや10年~15年単位で塗り替えが必要です。

劣化が進行すれば、最悪の場合雨漏りの原因になったり、張り替えが必要になって高額な費用がかかったりする可能性もあります。
定期的にメンテナンスしたり、塗り替えしたりして綺麗な状態を保ちましょう。
メンテナンスは、表面の汚れを落とすように水をかけておきましょう。

高圧洗浄機など強い刺激のかかる掃除方法は逆に鋼板を傷めてしまいます。
優しくメンテナンスをすること、塗り直しを定期的にすることがガルバリウム鋼板を長持ちさせるために重要です。

ガルバリウム鋼板下塗り

□まとめ

ガルバリウムは塗装が必要な屋根材でした。
塗装が必要な屋根材は、素材は同じでも色によって個性を出せますし、印象もガラッと変えられます。
そのため、定期的なメンテナンスのだけでなく、イメージチェンジも兼ねて塗料選びができるとこまめな補修も楽しくなることでしょう。
当社では、塗装後もアフターケアをしっかりと行っております。
定期的なメンテナンスまで見据えた塗装をお考えの際はぜひ当社にご相談下さい。

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