SGL鋼板の特徴とはどのようなもの?耐久性とコスト効率で差をつける

屋根塗装

建築やリフォームに興味がある方々の中には、長期的な価値と環境に優しい素材を求める人が増えています。
特に屋根材に関しては、耐久性とコスト効率のバランスが重視される傾向にあります。
今回ご紹介するのは、そんなニーズに応える画期的な素材、「SGL鋼板」です。
SGL鋼板は高耐食性と塩害への強さを兼ね備え、長期保証がついており、経済性と安心感を提供します。

□次世代ガルバリウム「SGL鋼板」の誕生背景

ガルバリウム鋼板が世界に初めて登場したのは1972年のこと。
当時から高い耐食性で建築業界に革命をもたらしましたが、技術の進化は止まりませんでした。
研究を重ねた結果、マグネシウムを配合することで耐食性が約3倍に向上することが判明し、2013年、新たな時代を象徴する素材「SGL鋼板」が誕生しました。

この素材は、従来のガルバリウム鋼板を大きく進化させたもので、建築物の屋根材に新たな選択肢をもたらします。

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□SGL鋼板が選ばれる理由とは?特徴をご紹介

SGL鋼板が建築物の屋根材として好まれる主な理由は、その顕著な耐食性にあります。
この耐食性は、鋼板が長期間にわたり錆びにくい状態を保つことを意味し、建物の屋根としての信頼性を大きく向上させています。
以下に大きく3つにまとめて選ばれる理由をご紹介します

1:塩害に対する強い耐性

海岸沿いや塩害の影響を受けやすい地域では、建材の耐腐食性が特に重要視されます。
SGL鋼板は塩水噴霧試験でその高い耐食性を証明しており、塩害への強い耐性を有しています。

このため、特に海沿いや塩害地域での使用において、建物の耐久性と安全性を大幅に向上させられます。

2:軽量性と耐熱性

SGL鋼板はその軽量性にも関わらず、高い耐熱性と熱反射性を備えています。
1平方メートルあたりの重量が約4.0〜5.0kgと非常に軽いため、建物の屋根にかかる負荷を減少させ、地震時の揺れを軽減することが可能です。
また、アルミニウムを含むめっきにより、耐熱性と熱反射性が高く、屋根の軽量化とともに、屋根材としての機能性を高めています。

3:長期のメーカー保証

SGL鋼板は、ガルバリウム鋼板の10年に対して25年という、倍以上の長期保証が特徴です。

この長期保証は、SGL鋼板が持つ耐久性と耐食性に対するメーカーの自信の表れであり、使用者にとってはメンテナンスコストの削減や長期的な安心感を提供します。

以上の特徴から、SGL鋼板はその優れた耐食性、塩害に対する強い耐性、軽量でありながらの高い耐熱性、そして長期保証を背景に、多くの建築物の屋根材として選ばれています。

□まとめ

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建築やリフォームを考える際、屋根材の選択は重要なポイントの一つです。
耐久性、コスト効率、そして環境への優しさ。
これらを兼ね備えた「SGL鋼板」は、新たな時代の屋根材として、私たちに長期的な価値と安心感をもたらします。
今後もSGL鋼板の採用例は増え続けることでしょう。

なお、ハヤトリフォームでは、丁寧な施工によって、さらなる耐久性を実現できます。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

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